区のHP HPVワクチン表記で一歩前進

昨年の夏、板橋区は、区の主催する講演会に堀 成美さんを呼んで
「まずはワクチン接種、次に検診」
という内容を 区民に対して行った。
ちなみに、堀さんは医師ではありません。
その際に、副反応のリスクについては、説明はありませんでした。

私は以前から、一般質問の中でも、板橋区でHPVについて取り上げる時には、
良いことばかりではなく、リスク・副反応についても話すようにと
質問の中でも何度も取り上げ、申し入れをしてきました。
しかし、それは私の目の前で破られました。 即、その場で、質問・ご意見申し上げました。

終わってから直ぐに、会場一歩出た所で、区の職員は
「そのようなことを言わないでほしい」と私に対して抗議してきました。

でも、それは、おかしいですよね?
講演会の中で、副反応のリスクに触れず、また、区内にも被害者がいるにも関わらず
ワクチンのメリットばかり話、一方的に勧めるなんて。
その場で聞いていた人に、どのようにリスク情報を届けるのかには、
明確な返事もありませんでした。

問題とされているワクチン、厚生労働省すら積極的な勧奨はしないというワクチンに対して、
区はわざわざHPVワクチン推進派の方を招き「区主催」で講演をするなど、「板橋区はワクチンを推進しています!」と宣言しているようなものでは、と申し上げたが理解はありませんでした。

と言うことで、昨年は秋の一般質問、総括質問と連続して
区の講演会における講師選定経緯や、
ワクチンを一方的に推進し、理解できないまま接種し何かあった場合の区は責任、
また、以前から直らない 区のホームページへのHPVワクチンに関する表記の仕方
(どうしたらHPVワクチンが接種できるかに終始していた)
の変更を、強く求めた。
第2段の総括質問では、世田谷区など、他自治体のホームページの例も
パワポで複数示し、説明をしながら取り上げました。

今、区のホームページの説明部分には、大きく

目次

  HPVワクチンの接種は積極的にはお勧めしていません。

とトップに明記してあります。

これをするだけで、なんでこんなに時間がかかるのか。

(板橋区HP ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)のサイト

7月末には、HPVワクチンの集団訴訟も始まっている。
区主催で推進派の人を呼んで勧奨することは、どういうことなのか、改めて考えて欲しい。

 

 

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