板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情への意見

「陳情第3号 板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情」
委員会決定不採択に対しての少数意見

 

この陳情は南部地域にコミュニティバスを運行してくださいというものである。

地域の方々は、何とかコミュニティバスの運行を実現したいと、自分たちで道幅を測ったり、ルートを考えるなど、さまざまな案を提案するなど積極的に取り組んできた。

板橋区の南部地域は、公共交通サービス水準が相対的に低い地域として板橋区の中でも捉えられてきた。例えば区役所に行こうとすると、直接のルートはなく、環状七号線でバスに乗り、都営三田線に乗り換えるか、または有楽町線または副都心線で池袋まで出て、東武東上線で大山駅に出ることになる。場所によっては、環状七号線や有楽町線等に遠い地域もある。

道の幅、車両制限令など、ハードルがあることは理解するが、既に超少子高齢化社会に突入している中で、外に出て人と交流を持つことは元気高齢者を増やすことにも繋がり、コミュニティの中でも繋がりができる。

区議会の中でもコミュニティバスについては調査特別委員会を立ち上げ、議論し、今に至っている。

高齢者だけでなく、子育て中の方など、持続可能で誰一人取り残さないまちづくりを考えたとき、毎日の暮らしの中での交通サービスは大切な要素である。
今すぐに実現するには難しい状況でも、また現在のりんりんGOと必ずしも同じものではなくとも、様々な工夫や形態での2路線目を考えることが必要である。今後、まちづくりや道路政策を考える上でも、全庁的にコミュニティバスについての問題を共有し、連携しつつ進めることが必要であると考える。

よって陳情には賛成し、委員会決定不採択には反対する。