次期 板橋区議会の思想・信条の自由は守られるのか?

今期最後の板橋区議会本会議が22日に行われました。

板橋区議会の議場には日の丸も区旗もなかったのですが、
「議場に日の丸を掲げ敬礼するように」という由の陳情が出され、
(正式名称は
「純粋に板橋区議会における区旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求める陳情(継続審査分)
第1項 区旗及び国旗掲揚の件」)
22日の本会議において自民党、公明党、民主クラブ(立憲民主党・国民民主党)の
賛成により賛成多数で陳情が可決となりました。

国旗国歌法ができた時にも、国会の審議の中で
「強制はしない」と答弁をしていたはずなのに、
いつの間にか、多様な意見を出し、話し合う議場に日の丸を掲げることを、
賛成多数で可決してしまうこととなってしまいました。

それぞれ様々な思いを抱き、
また様々な区民の方々から選ばれて
区議会へと送られているのが区議会議員です。
一人の議員の後ろには、多様な区民の思いがあり、
その多様な議員が話し合いをする場が議場です。
このような「内心の自由」に関することこそ
一人ひとりの自由、多様性が担保されることは
憲法で補償されていることだと思います。
そして、今回は日の丸を掲揚するだけでなく
「敬礼」することまで求められています。

まさに思想・信条の自由を奪うものであり、
個々の思想・信条に反する歌の斉唱を強制し、敬礼まで強制することは、
人権侵害に他ならないと考えます。

今期の最後の最期でこのような陳情が可決してしまい、
次期への大きな課題をひしひしと痛感しています。