<連続防災シリーズ>
防災は、災害が起きる前の「今」しかできません!
◆「ハザードマップ」 ご存知ですか?
7月上旬の西日本での広範囲にわたる豪雨による水害は、
甚大な被害を及ぼしました。
いつもは少ししか流れのない小さな川が濁流となり氾濫し、
山やがけが崩れ、多くの方がお亡くなりになりました。
みなさんがお住まいの地域のハザードマップ、ご存知ですか?
お近くの崖はどうでしょうか。
板橋区は23区で一番崖が多いのです。ご存知でしたか?
自分の住む場所がどんな場所かを知って、
それぞれ避難について考えることは、とても大事なことです。
是非、ご確認下さい。
板橋区危機管理室防災危機管理課で配布しています。
板橋区のホームページからも見ることが出来ます。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/009/009967.html
板橋区HPより
◆「荒川下流タイムライン」 ってなに?
荒川がもしも氾濫したら…
氾濫が予想される地域には、区の人口の24%にあたる約13万人が居住しています。
そのうち4万人が孤立すると想定されています。
板橋区は国、沿川区市、関係機関などと連携しながら、
住民の早期避難を完了させることを目的とした事前防災行動計画
「荒川下流タイムライン拡大施行版」を運用しています。
7月4日には板橋区で、同タイムラインのシンポジウムが開催されました。
荒川の浸水想定区域内における保育園や幼稚園、障がい者施設、
高齢者施設などの配慮者利用施設は、現時点で約280施設あります。
これらの各施設は、避難方法について2022年までに
避難確保計画を定めること等が義務付けられています。
◆知ってますか?この違い⇐けっこう皆さん知らないんです!
- 避難所=指定避難所 など
自宅での避難が困難な場合、避難します。
板橋区が指定しており、区立の小・中学校です。
備蓄があります。
被災した場所から一番安全で近い場所、どこに避難してもかまいません。
自宅で避難していて備蓄が無くなった場合は、
指定避難所で分けてもらうことができます。
震度5弱で開設準備をします。震度6を超えると自動開設となります。
- 避難場所=(旧広域避難場所)
大きな火事の時に逃げます。
板橋区ではなく、東京都が指定しています。
備蓄はありません。
火事が治まったら、避難所へ移動します。
3日では足りない?⇓
◆備蓄は「1週間」が目安です!
◆避難所運営って誰がするの?
災害時は、皆が当事者です。お客さんはいません。
避難所では、地域の住民防災組織や避難所隊(区職員)、
学校関係者などを中心に、みんなで協力しながら運営します。
物資や場所は公助ですが、運営は「共助」となります。
男性と女性の両方のリーダーを置くことも、避難所運営には大事です。
また、自宅避難をしていて備蓄が不足した場合も、
指定避難所で物資を分けてもらえます。
◆デジタル防災無線がよく聞こえない時には…
「何か言っているけど、よくわからない」「聞き漏らした」など
という場合、電話応答サービス(無料)があります。
0120-357-411 (無料)で聞くことができます。
大雨の時、また夜中は雨の音や窓を閉め切っているので聞こえないことも
多いこともあります。ご活用ください。
◆難病の方はどうしたらいいの?
難病の種類は300以上あり、一人ひとり症状が違い、判断ができません。
避難行動要支援者名簿に載せてほしい方は、
板橋区の危機管理室地域防災支援課とご相談ください。
また、必要な情報を共有できるように、
例えば透析が必要な人同士がLineなどで予め繋がっておくことも有効です。
◆避難するときに確認してね!
・電気のブレーカーを切る。
・ガスの元栓を閉める。
その他
・活動先や安否情報を書いた連絡メモを残す など