決算総括質問5、板橋の野鳥について(2017-10-23)

5、板橋の野鳥について

区の鳥は、ハクセキレイ です。

そのほかに区民の皆さんが見守って、楽しみにしている野鳥がいます。

ツミ(渡り鳥) 西台、高島平、新高島平

カルガモ   区内あちこちで

カワセミ(留鳥)  石神井川

今回は、古橋純一氏に、貴重な画像をお借りしてます。

今回は、特にカワセミについて取り上げたい。

・石神井川 雨水の排水用の小さな穴(土管)に巣を作っている

カワセミは、2月から繁殖期に入ります。 

その前の、1月中にその巣穴を調査したいという希望が

区民の方や研究者から寄せられています。

(今まで、このような巣穴を撮った事例はないので、

初めてのケースとなるそうです。)

鳥類保護連盟 岡安栄作氏が協力してくれるというお話も伺っています。

しかし、石神井川は、東京都の管轄となります。

板橋区には、東京都への橋渡しなど協力してもらえないでしょうか。

善福寺公園では、穴を作って巣穴を作ってあげているそうです。

そして、石神井川は、ほかの自治体にもつながっている。

今回、板橋で調査することで、カワセミを増やす運動を広げることもできます。
可能性が広がります。

小さな命を守る 環境美化運動、水の保全への呼びかけ

 石神井川でカワセミが繁殖をしているということは、川の水質がよくなり、

餌となる生物も増えていることの表れだと思う。

以前、私も石神井川の水質検査をしたが、学校橋のあたりは「鮎が棲めるくらいの水質」

板橋のあたりは「鯉が棲めるくらいの水質」でした。

今、カワセミは「釣り堀公園」から魚を餌として捕っているようです。

川だけでなく餌が豊富であることも、カワセミが繁殖するための一因になっていると思われます。

しかし、画像にもあるように、まだまだ川にはごみも捨てられたりしています。

こんな美しい小さな命が、また石神井川へと戻ってきてくれたことは

とても嬉しいことです。

皆で見守りつつ、守ることは、小さなものへの愛をはぐくみ、

地域に親しみを持ち、板橋へのふるさと という思いも自然に深まり、

愛することにもつながるのではないでしょうか。

カワセミや、ほかの野鳥も棲みやすい環境を保全していく取り組みを

区として進めていくことは、たいへん意義のあることだと思います。

区長は、毎年、しゃぼんだま月間に、水質保全の大切さについて

メッセージを寄せてくださり、区長のご理解の深さを感じています。

野鳥ですから、どこかに囲って入れておいて、

特別な場所で飼育するという訳にはいきません。

特別な場所を作るのではなく、身近な環境全体を良くしていくこと、それが必要です。

そのための環境美化運動や水質保全の取り組みを、さらに進めてほしいと思いますが、

どのようにお考えでしょうか。 見解をお願いいたします。

 

 

板橋の野鳥のパネル展を

カワセミの棲むあたりでは、望遠カメラを持った区民の方も複数いらして、

素晴らしい写真を撮り、商店街でコーナーを作って近隣の方に知らせたりなど、

活発に活動していらっしゃいます。

また、さまざまな野鳥の写真も撮って、

ほかの自治体でパネル展示をしているようです。

せっかく板橋区に棲む野鳥を板橋区民が撮った写真ですので、

ぜひ、板橋区役所1階にも展示して、区民の皆様に広く見ていただき、

改めて板橋の素晴らしさを感じてほしいと思いますが、いかがでしょうか。

お答え願います。

 

 

 

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