周知不足が否めない羽田空港機能強化に伴う飛行ルートなどの変更について

未だにまだ聞かれるので再度掲載いたします。
これは、14068300_968519859940402_197283910597707334_n

2日豊島区での国交省の説明会で配布された資料

2日豊島区での国交省の説明会で配布された資料

周知ができていないことの現れです。

2019年から、板橋区上空約4000feet(1200m)を
午後3時~7時の南風時(年間の4割と言われています)に
成増、下赤塚ルートは1時間に13本
小豆沢、常盤台、向原町ルートは1時間に31本
ということは、2分弱に1本国際線が通ります。
山手線のピーク時でさえも、3分間隔と言われています。

また、これは、オリンピック・パラリンピックを過ぎても続きます。

飛行機のルートは道路や線路とは違い幅があります。
ですから、地図を見て、我が家の上に線がないと思っても
実際は通っても不思議ではありません。

飛行機の音は、上空を通る時だけでなく、
近づいてくる時、過ぎてからも聞こえますので、
ひっきりなしに音がする状態になるかも知れません。
南風は気候の良いときですから、窓を開けている季節の夕方が多いと想像できます。

また、一番の心配は、音でなく落下物です。
成田空港の周辺でも、わかっているだけで昨年も4件の落下物がありました。
氷の塊や飛行機の部品です。
氷は溶けたらわかりませんので、「わかっているだけで」となります。
成田空港の周りは田畑が広がっていますが、
23区は世界でも稀にみる住宅密集地域です。

また、ハドソン河の奇跡のような大きな河もないため、いざトラブルが発生した時のスペースもありません。
調布飛行場から飛び立ったセスナ機が住宅に落ちた事故の記憶も新しいのではないでしょうか。

しかし、国交省は路線の下に住むことになる私たちの安全の評価には触れていません。

経済か、命(安全)か。

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