戦争法に反対する2000万人署名の街頭活動を行いました。
直前になって、福島みずほ参議院議員、
そして 宇都宮けんじ弁護士(大山で講演)の参加も決まり、
当初決まっていた中板橋以外にも、大山駅前でも場所を増やし、
2ヶ所で署名活動をすることに 急遽変更しました。
昨年11月に板橋にできたばかりの「ママの会」は
まだ国会前でバナーを持って立った経験がない初々しいママたち。
今回、大山での署名活動で、初参加という親子も複数いて、
そこに、毎週2回はマイクを持つという「ミドルズ」の森田さんも参加して下さいました。
まさに、超党派の「市民活動」での署名活動となりました。
私もママの会のバナーを持ったり、またマイクを持ったり
とても気持ちの明るくなる署名活動のひと時でした。
一緒に活動していた方は、最後の署名をしてくれたのは小学生で、
すっと近寄ってきて署名してくれたとか。
話を聞いたら、「新聞を読んで知った」と!
その一方で、無関心な顔で通り過ぎる人たち。
「無関心が平和の敵」と言ったのはローマ法王ですが、
「無関心」が、まさに今の「安倍内閣を支えている」のです。
マイクを持って訴えたことの1つは、
「奨学金」について、そして、そこから始まるであろう「経済的徴兵制」についてです。
アメリカでは徴兵制はないものの、「志願兵」という制度があります。
志願兵になっている人に、どうして志願兵になったのかを聞いたところ
「奨学金の返済ができなかった」という理由が多いそうです。
奨学金の返済が遅延すると、すぐに志願兵の案内が届くのだそうです。
アメリカの真似が大好きな安倍総理です。
(その割には、憲法は押し付けられたと言いますが。)
志願兵=経済的徴兵制 の制度を絶対に作らない、など
何をもって信じることができるでしょうか。
今、大学生の2人に1人が奨学金を借りています。
勉強するともれなく4年後には500万円の借金。
今の国立大学は、年間の授業料が50万円を超えていて、
自宅から通えないとなると、ますますその負担は大きくなります。
正規就労できない若者が増えている今、非正規就労の若者が
月々の初任給からローンを滞納せず返済するのは、どんなにたいへんなことか。
自分が奨学金を借りていなくても、結婚相手が奨学金を借りていたら
新婚生活とともに、ローンを背負うことになりますし、
それが二人共なら、出産、子育てなどどこまで考えることができるでしょうか。
また、やっと仕事についたとおもったら、自衛隊に行かされる…
そんな話も出始めているそうです。
孫の奨学金という名のローン返済を、高齢者が、なけなしの年金で返済している
そんな話も、現実に起き始めています。
なんでもかんでも自己責任。
この国は誰のために政治をしているのでしょうか。
戦争が始まってから「しまった!」と思っても、その時にはもう遅すぎます。
どうか、早く気がついてほしい。
未来の自分が、過去の自分を深く悔いることがないように、
今しかできないことを考えて、行動に移して欲しいと思います。
戦争法に反対する署名に費やす時間はたった30秒。
その30秒をどう使うかで、未来の平和が変わります。