いよいよ 2016年第1回定例会に向けいての議案説明会
今日は目いっぱい予定が詰まっていて、いつもより30分早く始まりました。
そして引き続き、全員協議会。
午後は、「緊急時における議会のあり方検討【全体会】」
板橋区議会では昨年から部会を設置して「緊急時の議会のあり方」を検討してきました。
今日は議員全体での勉強会。
講師は、法政大学法学部 廣瀬 克哉 教授にお願いできました。
私も検討会の中で、講師を誰にするかと言うときに
廣瀬先生を推薦させて頂きましたので、今日をとても楽しみにしていました。
1時間40分のお話は たいへん濃い内容で、
先生ご自身が東日本大震災後に深く関わられた
岩手県の陸前高田市の事例を元に、お話しくださいました。
今まで防災についてのさまざまな学びに参加し、
自分ではいろいろと考えていたつもりでしたが、
それこそ「想定外」のことが たくさん現実としてあり、
ショックや驚き、そして難しい課題を 改めて突きつけられたように感じました。
予算の議決が出来ていない時期の震災。
予算書などの書類もすべて流され、データのバックアップも直近のものはない中、
たまたま山側の議員の自宅で残された予算書。
補正予算ならまだ専決処分もありかと思えるものの、
予算執行の4月目前。予算の専決処分はやはり難しい。
議会事務局の職員も震災で亡くなり、議員も全員が無事とはならなかった…
そんな中で、どのようにするのか。
議会が動きすぎると、その対応で行政が動けない。
究極の選択が日々、一刻一刻と行われていたのだと感じた。
個人として、公人として、どちらの立場で行動するかも難しい局面も出てくる。
さまざまなことを考えさせられたひと時でした。
お忙しい中、ありがとうございました。