補正予算審議 困窮支援 ①

6月10日、企画総務委員会で補正予算を審議し、その後本会議を開き、可決しました。
今回の補正予算は多岐にわたり、様々なことについて聞きたいことがありましたが
時間も限られていたため、大きく3つの事について質疑しました。
まずは、その1つ、困窮支援について、です。
◆生活困窮者自立支援金
8月まで延長になります。
これまで既に社会福祉協議会からMax借りている方がたくさんいらっしゃいます。
非課税世帯の方は返済は免除されると言うものの、1円でも収入が多くなれば返済することになりますが、果たして大丈夫なのか、とても気がかりです。
延長がなくなったところで、返済できず、
生活保護を利用する人が増える可能性もあります。
◆住民税非課税世帯等に対する臨時給付金
プッシュ型でのお知らせもありますが、
家計急変世帯の方は自分で申告が必要となります。
また、昨年度 一度この制度で給付金を需給した方は、今回は対象から外れます。
この点が、私は納得ができません。
今回は原油値上がりや物価高騰の対策と銘打っているわけで、昨年と目的が変わっているのですから、もっと幅広い方を対象とすべきだと思います。
また、学生さんはコロナの中で苦労していますが、親がいると言うことで扶養する人がいるとされ、生活保護も受けられず、住居確保給付金や社協の融資の対象ともなりません。
が、親子の関係がスムーズではない場合もありますし、そもそも親が家計急変していたり、困窮している場合もあります。
大学、大学院はそもそも義務教育でもなく必ず行く所でもないという発想が見え隠れしますが、若者が学べないと言うのは、将来を担う人材を育成できないと言うことです。
資格を取るなど目的をもって学んでいる人が、その夢を諦めるようになっては、その資格を持って働く事が叶わなくなり、本人だけでなく地域、自治体の人という財産が減ることになります。
社会的弱者の方々が隙間に落ち込まないように、手を差しのべて欲しいと心から願います。
◆子育て世帯生活支援金
こちらは昨年度需給していても、再度需給することができます。
支給対象児には板橋区から通知が届きます。
家計急変世帯の方は、自分から申告が必要となります。
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