ブラック校則(下着の色について等)議事録 平成30年10月決算総括質問より抜粋

ブラック校則⇒下着の色について
議事録
平成30年10月26日決算調査特別委員会,10月26日-01号
◆五十嵐やす子
 まずは、校則について質問をさせていただきます。
 この夏、ブラック校則が話題になりました。
 ブラック校則をなくそうプロジェクトというものが立ち上げられて、そこには4か月で200件ほどの投稿があったということです。
 その中でも注目されたのが、下着の色は白のみというもので、中にはチェックをされるという報告までありました。以前、板橋区立中学校の標準服について調べたことがありますが、その後、校則、これは学校の決まりもありますが、これを各中学校にご協力いただきまして、資料としていただきました。
 昨年11月14日現在の資料となりますけれども、今回、このブラック校則という報道を受けまして、板橋では果たしてどうなっているのかなと思いまして、改めて確認をしてみました。それがきょうの質問となっています。
 最初に、校則は、どのように決められているのか、誰が決めたものなのか、お答えをお願いします。
◎教育委員会事務局次長
 おはようございます。よろしくお願いいたします。
 校則についてのご質問でございます。
 各学校の校則は、児童・生徒が健全な学校生活を営み、よりよく成長、発達していくために必要なものとして、校長の責任と判断のもと、決定しているものでございます。
◆五十嵐やす子
 では、例えばこの10年ほどの間で、校則の内容を、生徒たちで変えたり、追加したりということはあったでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 ここ数年の間で、区立中学校4校が、生徒たちの要望等により、校則の内容を変更しております。
 具体的には、防寒対策のためのタイツの着用や、ひざ掛けの使用について、また、熱中症対策のための水筒持参に関する決まりなど、生徒たちの要望等により、校則が改善をされております。
◆五十嵐やす子
 ありがとうございます。
 それは、とてもいいことだなというふうに思います。
 今、パワーポイントを出させていただきました。
 下着またはワイシャツ、ブラウスの下に着るものに関して、何らかの決まりがある中学校は、区立中学校21校中12校ありました。
 その中で、2校は地味なものということ、すみません、地味なものというのが1校、そしてベージュ、肌着も可というのが2校、白シャツというふうに書いてあるのが2校、それから、白Tシャツは1校ありました。しかし、ワンポイントは可としても、白に限定している学校が、やはり6校ありました。テレビやネット上でも取り上げられていて、その実験をしているのを見たことがありました。私も、ちょっとやってみました。
 これです。色紙の上に、白い布を置いて、どのくらい透けるものなのかというのを、ちょっと実験をしてみました。下着の色に使われそうな色を、私なりに選んでみて、そのほかにも、ちょっとこれは濃い色じゃないというようなものも、故意にここに入れて、黒とか赤とかという色も入れてみました。その結果、私は、白が一番透けて見えるなというふうに思うんですけれども、皆さん、私と同じように思われる方、多いんじゃないかなと思うんです。でも、その白をわざわざ限定しているんですよね。なぜ、この白を限定しているのか、指定しているのか、教育委員会はどのように認識していらっしゃるのかお答え願います。
◎教育委員会事務局次長
 下着の色の指定をしている理由でございますけれども、生徒がワイシャツの下に、大きな柄や派手な色等の下着を着ることで、校内外における生活指導上のトラブルを回避することなどの理由により、指定をしているところでございます。
 教育委員会としましては、学校の教育目標を達成するために、本当に必要な校則なのか、各校が見直しを図る必要があると捉えております。
◆五十嵐やす子
 結構、先ほどのネット上でも、ほかの学校とかは、透けることを理由にして、白にしなさいって言っているところが多いというふうに書いてあったんですね。でも、ある下着屋さんは、肌よりも薄い、淡い色はとても透けますというふうに書いてあったんです。だから、これというのは、余り合理性がないんじゃないかなというふうに私は思いました、柄物とかは、また別だと思うんですけれども。
 世間では、このような合理性のない一方的な押しつけのような校則をブラック校則というふうに言っているそうです。
 アクティブラーニングを唱えて、自分で考える教育を目指しているはずなのに、下着の色というのは、とてもプライベートなことなんですが、それを指定している。中学生になると、第二次性徴によって、体つきも変わってきます。ほとんどの女子生徒は、生理も始まっていると思います。むしろ、その場合は、濃い色のほうが汚れが目立たなかったりもします。また、自分の身を守ることにもつながりますし、考えるきっかけにもなると思います。
 このようなプライバシーに深く関することまで、校則で決めてしまうことに対する認識を問いたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 校則は、教育目標を達成するために定められた学校という部分社会における自律的な規則として必要なものであると捉えております。
 しかし、校則によって、ご指摘のように、プライバシーが侵害され、充実した学校生活を送ることの障害になるようなことはあってはならないというふうに考えております。
◆五十嵐やす子
 合理的でない校則、学校の決まりの見直しが、今必要じゃないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 校則については、原則毎年見直しを図っているところでございますけれども、学校を取り巻く社会環境や生徒の状況は変化をしております。校則の内容は、生徒の実情、保護者の考え方、地域の状況、時代の進展などを踏まえたものになっているかどうか、改めて見直す必要があると認識をしております。
◆五十嵐やす子
 見直しがやっぱり必要だな、ずっとそれでないといけないということはないと思います。
 その見直しの際は、学校ごとが主体に行うことになると思います。しかし、見直しの提案は、教育委員会からもできると思います。また、生徒たちが、校則について、自分たちで考えること、さっきも4校、今まで生徒たちが考えて、変えているということがありましたが、これはまさにアクティブラーニングにつながることだと思います。校則全てを見直すのは大変だと思いますので、まずは効果的に、疑問のある下着の部分とか、また服装の部分のみなどと限定したりして、生徒の手で見直しをする、またはしないというところから、考えることも、これもまたアクティブラーニングであり、主権者教育につながると思いますけれども、いかがでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 校則の見直しを生徒会等で話し合い、改善を図っていくことは、生徒の自主性や自律性を育む上でも有効であるというふうに考えております。
 ご指摘の点を受けまして、教育委員会としては、校則を見直す際は、生徒の主体性を育む観点を大切にするよう、校長会等で伝えていきたいというふうに考えております。
◆五十嵐やす子
 ありがとうございます。
 いろいろ見直したりするのには時間もかかると思います。変えてすぐには、すぐには徹底しなかったりとかで、いろんな課題とかも、問題も起きることもあるかもしれません。でも、そのときに、生徒たちでどうしたらいいのか、自分たちで考えることというのが、本当の教育になっていくと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
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