その変更待った! 国交省に申し入れ~羽田空港の機能強化に伴うルート変更~

参議院議員会館にて行われた
「羽田空港の機能強化に伴うルート変更」に関しての、
国交省に対しての申し入れ。

ここに来て急激な動きがありましたが、  
それを受けての申し入れです。

国は7月30日に東京都関係区市連絡会
8月7日、23区の副区長など参加して協議会
8月8日、各紙「決定」と報告

大田区と国との間には、
「羽田空港の変更がある時には、大田区と協議をする」
と言う個別約束があり、明文化されています。

しかし、今回 国は大田区との間でなんら協議がなされていません。
今回、この点を「行政手続き上の『瑕疵』」ではないかと、
奈須りえ大田区議が改めて問い質したところ、
決めた後でどのようにするかを「協議」すれば良いので
「瑕疵」ではない、と。
耳を疑う、まさに詭弁の答弁でした。 

そして、他にも「川崎」とも同じように、自治体と国との個別文書があり、
川崎とも「これから」協議をするとのことでした。

「変更する」と決めてからの協議は、
協議ではなく「報告」でしかありません。
まったくおかしな話です。
今回の進め方、手続きが「瑕疵」でないなら、
なんだって好きなようにできてしまいます。
民主主義の手続きの破綻であり、
民主主義そのものの瑕疵でもあるのではないでしょうか。

また、京浜島の工場の方から、
かつて羽田空港に関して国と裁判をした時のことが説明されました。
その際、裁判所から「和解」の話があり、
「A滑走路ができたらC滑走路は飛ばないから」
とのことを裁判官も文書にし、和解に応じたそうです。
その和解は今も続いているはずなのですが、
国交省からは
「飛びかたの説明しただけ」
「将来にわたってのものではない」として、
和解をしたつもりではない、などそんな答弁が繰り返されました。

これもまた、おかしな話です。
裁判所が和解をすすめ、和解をしたのは事実。
その和解の効力はいつ消滅したのか?
消滅など勝手にするものなのか?
和解には期限などない。   

勝手に、一方的に和解を反故しているのは国。
そんなことが認められる筈がありません。
三権分立を国が無視しています。

区民の方からも、
「新聞折り込みをして配布した太田区民への説明資料に、大田区でのデータが1つも載っていないのはなぜか、おかしい」
という質問もありました。
本当におかしな話。
それも着陸時の一番騒音が大きくなる時のデータです。

国交省の答弁に、国家公務員になるとき、
どんな服務宣誓をしたのか思い出して欲しいと思いました。
情けない話です。    

その後、記者会見を行い、
毎日、朝日、共同通信、東京新聞の記者さんから質問がありました。
新聞が、事実や問題を取り上げてくれることが、どれだけこの問題をたくさんの方への周知につながるか。

まだまだ知られていません。
やっと問題と思って下さる人も出ています。

危機管理、地震、津波、大潮などの対策、
騒音による障がいのある方々への影響や対策、等々
まだまだ あまり気づいていない問題もたくさんある筈です。

そして、いざと言うときの国の責任の取り方も何も決まっていません。

おかしいです。
振りだしに戻って、考える事が必要です。  

オリンピックの時だけでなく、
オリンピックが終わってもずっとずっと続く話ですから。