ランクを下げる日本の幸福度~旗開きのスピーチから~

今日は現業労組板橋、そして全国ユニオンの旗開きに参加させていただきました。
そこで、先日伺った「世界の幸福度ランキング」を例示しながら、
お話をさせていただきました。
言葉足らずの部分もありましたので、改めて整理して書いてみようと思います。
以下、その内容です。

 

世界の幸福度ランキング1位はどの国でしょう?

残念ながら日本ではありません。
1位はフィンランドだそうです。
そして、上位に入るのは、北欧の国々とのことです。

また、欧米では年を取るほど「幸せ」と感じるのだそうです。

かたや、日本は?と目を向けると、
幸福度ランキングは、2017年は51位、2018年は54位と
ランキングを落としています。
そして、年を重ねるほど、幸せ感が増すどころか
心配が増えているのではないでしょうか。
年金は減るし、それなのに消費税は上がる。
介護保険はどんどん使えなくなり、
「自己責任」で家族での責任が大きくなる。
老老介護、その中で介護殺人も起きています。
介護をするために仕事を辞め、親亡き後再就職もできず…
これが今の日本の現実です。

幸福度ランキングの指標となるものは6つあるそうです。

1、GDP

2、社会的支援の有無
困った時に助けてくれる人がいつでも周りにいるのか、ということですが
無縁社会、個人責任の日本では孤独で困っている人が、とても多いのでは
ないでしょうか?
だからこそ、今「子ども食堂」をはじめとする新しい「居場所」が、
こんなにも必要とされているのではないでしょうか。

3、健康寿命
日本人の寿命はどんどん延びて、人生100年ともいわれるようになってい
ます。
しかし、高齢になるほど心配になる今の日本の現実。
幸せに年齢を重ねることは、どのくらいの方ができるのでしょうか。

4、人生の選択の自由度
生別、SOGI、職業、宗教の自由などですが、
昨年は「LGBT」の方に対しての「生産性がない」などの差別発言、
今年に入っては「ヤレル大学ランキング」など、言葉を失うような
ことが続いています。
レイプをした方が強く、レイプを告発すると叩かれる、
こんなおかしなことがまかり通っている日本です。
これでは「自由度がある」とは、とても言えません。
ジェンダー指数が世界で114位と年々ランクを落としているのも、
残念ながら頷けます。

5、寛容さ
アンケートを受けた時の過去1か月間に慈善事業、ボランティア、寄附を
しているかどうか、とのことです。
日本の寄付文化は低いと聞きます。
最近はクラウドファンディング文化も生まれていますが、どうでしょうか。

6、汚職度
政府、ビジネスのデータ、文書改ざん…
もりかけ問題は、どうなってしまったのでしょうか。
そして、文書の改ざんがあまりにも多すぎる。
多すぎて、もう覚えきれないくらいです。
ここにきて、また厚労省のデータ改ざんが明るみに出ています。
このデータで、株価も変わり、経済も変わり、
政策も変わっていた可能性があります。
日本の根幹部分がこれでは、日本の幸福度があがるとは思えません。

「仕方がない」と声を上げないままでは、何もかわりません。
おかしいと思ったら おかしいと声をあげ、
行動をし、そして他人ごとにせず連携し繋がっていくことが、大事だと思います。

こんな日本の中でも、板橋に住む人たちの幸福度を少しでも上げたい、
そして日本全体に広げたい、そう思います。
一人の100歩ではなく、みんなでつながって共に頑張りたいと思います。