第四回定例会 一般質問~1、SDGsの取り組みについて

SDGs「持続可能な開発目標」は、2015年9月の国連サミットにおいて
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核として決定されました。

基本理念は2つで、

・誰一人取り残さないこと
・我々の世界を変革すること  とし、

193か国が合意し、ボトムアップで、テーラーメードで、
「環境、社会、経済」を変革していく、としています。

また、17の目標と、169のターゲットが掲げられ、
各地域ごとのステークホルダーごとの優先課題に焦点を当てて行くことになり、
地方自治体の果たす役割が注目されています。

日本政府は2016年5月の閣議決定で、内閣総理大臣を本部長とする
「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」 を内閣に設置し、
2017年度末には、内閣府地方創成推進事業局の
自治体SDGs推進のための有識者会議において、
「地方創成に向けた自治体SDGs推進のあり方」の提言をまとめています。

11月の閉会中の区民環境委員会では、
「区の地球温暖化対策の方向性について」の中で、SDGsが取り上げています。

そこで質問いたします。

1、板橋区は17の目標のうち、環境に取り組むと理解してよいのでしょうか

2、次に、他に取り組む課題は考えていないのでしょうか。

たとえば、政府の8つの優先課題の「①あらゆる人々の活動の推進」の中には、
「女性活躍の推進」や「子どもの貧困対策」などもあります。
「③成長市場の創出、地域活性化、科学技術のイノベーション」の中には
「持続可能な都市」もあります。
板橋区が取り組む課題は、環境以外にもあると考えますが、
いかがでしょうか。

3、板橋区も2030年の姿を描き、それに向けた実行計画を策定し、
そのための具体的方法を、示していくことが求められると思います。
最上位計画である基本構想と、SDGsの取り組みをリンクさせる、
その他 個別の基本計画や都市マスタープラン、アクションプランなどで、
SDGsの概要を取り組む、または、既存の計画などとは独立した形で
SDGsの取り組み計画を策定する、などが考えられますが、
板橋区は、どのようにSDGsの取り組みを示し、
見える化していくのでしょうか。

4、2015年にSDGsが決定されてから、4年目に入りました。
しかし、SDGsについては、まだまだ名称、また、内容の理解が、
周知されているとは言えない状態だと思います。
是非、SDGsの理解を全庁挙げて進めてほしいと思いますが、
職員の研修は、どのようにしているのでしょうか。

5、アメリカの「マテル社」は、幼児向けアニメシリーズ
「きかんしゃトーマスとなかまたち」を通じ、
未就学児にSDGsを紹介する 国連との共同企画を発表しました。
SDGsは、2030年を目標にしている世界的な取り組みであり、
今の子ども達が活躍する未来です。
グローバル化が進み、さらなるグローバル化が求められている中で、
子ども達が将来、世界の人々とつながりを持つときに、
世界が共通して目指し、世界の認識となっているSDGsについて
理解していないでは、話になりません。

しかしその前に、子ども達に接する教職員が理解すること、
そして日々の中でSDGsを意識づけていくことが、これから大切になります。

教育委員会としての取り組みや考えは、どうでしょうか?
板橋区の教育委員会でも、SDGsの理解を深めてほしいと思いますが、
見解を伺います。