第四回定例会 一般質問6、平和について(2017-11-28)

6、 平和について

先日、都市問題会議で沖縄に行ってまいりました。

その際、戦跡や辺野古問題に実際に触れ、
また吉田勝廣 沖縄県政策調整監に、沖縄の米軍基地問題についても実際に見て、
意見交換をし、自治体の自治権についても思いを新たに致しました。
改めて平和や自治の大切さを思いました。

帰宅後、軍属の男性に20歳で殺された女性の裁判の報道がありましたが、
私たちは、その女性が見つかった場所に供えられた祭壇で手を合わせてきたばかりでした。

今、高校の修学旅行で一番人気のあるのが沖縄だそうです。
年間45万人もの高校生が訪れるそうです。
でも、高校生全員が訪れるわけではありません。

板橋区は、広島・長崎の平和の旅に区立中学校から各1人ずつ生徒を派遣し、
その後、平和のつどいでの発表、また各学校での報告などをしています。
とても大切な活動であると、評価しています。

しかし、原爆が落とされたことも忘れてはならないことですが、
沖縄で行われた地上戦での、あまりにも悲惨な戦争の傷跡も知るべきだと思います。
そして戦後72年過ぎての沖縄の現状も知るべきだと思います。
まずは、知ること、そして考えることです。

金額的な課題、時期的な課題もあるのは承知していますが、
それでもまずは戦争の犠牲となり、多くの子どもたちが亡くなった、
その子どもたちと同じ年代の中学生が見て、考えて、仲間に伝えること、
伝えてもらった仲間も一緒に考えること、これこそが生きた教育であり、
子どもたちの未来が平和であり続けるために、
私たち大人ができる大切なことだと思います。
是非、沖縄への中学生派遣を実現していただくよう、強く要望いたします。
以上で、わたくしの質問を終わります。

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