①ドローンの必要性
単刀直入に、板橋区で、ドローンを導入してほしい、ということです。
災害時、それは大地震だけでなく水害も含めてですが、
現場の状況を把握することが、とても大事になります。
しかし、大地震の時には道路上に様々なものが散乱したり、
建物が崩れたりなど、通れない個所も発生することが想定されます。
水害でも、近づけない場所ができると考えられます。
前回の一般質問で、荒川の氾濫時の被害想定区域には、
区の人口の24%(約1/4)にあたる約13万人が居住し、
区の想定ではそのうち約4万人が孤立するとのお答えを頂きました。
区は、国、沿川区市、関係機関などと連携しながら、
住民の早期退避を完了させることを目的とした事前防災行動計画
「荒川下流タイムライン」(拡大施行版)を運用している、
この取り組みによって犠牲者ゼロ、逃げ遅れゼロを目指していく、との、
心強いお答えを頂きました。
しかし、この地域は高齢者率も高い場所があるなど、
避難に関しても「想定外」のこともあると予想しておくことが
求められると思います。
ドローンの性能も、どんどん高まっていると聞いています。
ドローンの運用には、まだまだ課題があるとは思いますが、
災害時には必ず役に立つと思います。
是非、前向きにドローンの導入をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。
②荒川 洪水のエリアでの避難について
- 荒川の氾濫時のハザードmapで示されている地域の中に、
区立以外も含めて、どれくらいの保育園や幼稚園、
小学校、中学校、障がい者の施設、高齢者施設などがあるのか、
区は把握しているのでしょうか。
- 2016年には、岩手県で、
台風で川が氾濫し、グループホームに濁流が流れ込み、
9人の高齢者がお亡くなりになられました。
先ほど伺った施設、それぞれの避難計画が、必要となってまいります。
どのようになっているのでしょうか。
また、ハザードmapに示された地域はたいへん広く、
避難所に指定されていても使用できない場所もあるはずです。
その場合、どこに逃げることになるのでしょうか。 お答えください。
③洪水の際のごみ問題
10月17日のニュースで、九州北部豪雨で発生した流木の処理を支援しようと、
九州電力が木質バイオマス燃料として、
流木の買取りをするということが伝えられました。
その際に、当時流木で埋め尽くされた写真に驚きました。
そもそも、九州豪雨は7月5日から6日にかけて発生したもので、
それから3か月経ってやっと受け入れ先が決まったということです。
九州は、土地に余裕があっても、
板橋では、そんな余裕があるとも思えません。
早急な処理が求められる事になると思います。
また、特に荒川の氾濫時は、板橋区だけが洪水被害を受けるとは思えません。
高島平の清掃工場もハザードmapでは、浸水エリアに入っています。
また、夏場は衛生上の問題も大きくなると予想されます。
ほかの自治体の被害もある中、板橋区の中で、
どのようにしていくかが、課題となるはずです。
家庭系のごみも含めた災害廃棄物を置く場所、分別については、
どうなるのか、現時点で決まっていることはあるのでしょうか。