決算総括質問3、防災について (2017-10-23)

板橋区の場合 1

板橋区の場合2

3、防災について

 

ドローンの必要性

単刀直入に、板橋区で、ドローンを導入してほしい、ということです。

災害時、それは大地震だけでなく水害も含めてですが、

現場の状況を把握することが、とても大事になります。

しかし、大地震の時には道路上に様々なものが散乱したり、

建物が崩れたりなど、通れない個所も発生することが想定されます。

水害でも、近づけない場所ができると考えられます。

 

前回の一般質問で、荒川の氾濫時の被害想定区域には、

区の人口の24%(約1/4)にあたる約13万人が居住し、

区の想定ではそのうち約4万人が孤立するとのお答えを頂きました。

区は、国、沿川区市、関係機関などと連携しながら、

住民の早期退避を完了させることを目的とした事前防災行動計画

「荒川下流タイムライン」(拡大施行版)を運用している、

この取り組みによって犠牲者ゼロ、逃げ遅れゼロを目指していく、との、

心強いお答えを頂きました。

 

しかし、この地域は高齢者率も高い場所があるなど、
避難に関しても「想定外」のこともあると予想しておくことが

求められると思います。

 

ドローンの性能も、どんどん高まっていると聞いています。

ドローンの運用には、まだまだ課題があるとは思いますが、

災害時には必ず役に立つと思います。

是非、前向きにドローンの導入をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。

 

荒川 洪水のエリアでの避難について

 

  • 荒川の氾濫時のハザードmapで示されている地域の中に、

区立以外も含めて、どれくらいの保育園や幼稚園、

小学校、中学校、障がい者の施設、高齢者施設などがあるのか、

区は把握しているのでしょうか。

 

  • 2016年には、岩手県で、

台風で川が氾濫し、グループホームに濁流が流れ込み、

9人の高齢者がお亡くなりになられました。

先ほど伺った施設、それぞれの避難計画が、必要となってまいります。

どのようになっているのでしょうか。

また、ハザードmapに示された地域はたいへん広く、

避難所に指定されていても使用できない場所もあるはずです。 

その場合、どこに逃げることになるのでしょうか。 お答えください。

 

洪水の際のごみ問題

10月17日のニュースで、九州北部豪雨で発生した流木の処理を支援しようと、

九州電力が木質バイオマス燃料として、
流木の買取りをするということが伝えられました。

その際に、当時流木で埋め尽くされた写真に驚きました。

そもそも、九州豪雨は7月5日から6日にかけて発生したもので、

それから3か月経ってやっと受け入れ先が決まったということです。
九州は、土地に余裕があっても、

板橋では、そんな余裕があるとも思えません。

早急な処理が求められる事になると思います。

 

また、特に荒川の氾濫時は、板橋区だけが洪水被害を受けるとは思えません。

高島平の清掃工場もハザードmapでは、浸水エリアに入っています。

また、夏場は衛生上の問題も大きくなると予想されます。

ほかの自治体の被害もある中、板橋区の中で、

どのようにしていくかが、課題となるはずです。

 

家庭系のごみも含めた災害廃棄物を置く場所、分別については、

どうなるのか、現時点で決まっていることはあるのでしょうか。

 

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