北海道研修
2日目 は、分科会に分かれての研修。
参加申し込みの時に2つ希望を書いて、私たちが割り当てられたのは第5分科会でした。
会場には、当日参加も含め満員御礼の参加者。
会場となった会議室には、空いているイスは全くなし、でした。
沖縄から北海道まで各地の議員や有識者が集いました。
板橋から参加の私たち4人は、
議会での日々の活動や、先日の都議選の報告、
私たちの会派の組み方 等など 活発な意見の交換をしました。
市民の方々に、自分の頭で考えてもらうための情報発信。
紙媒体だけではなく、SNSの活用が必要なこと。
特に、若い世代には、SNSでないと情報が届かないことなど、
都知事選、都議選選や子ども食堂などの事例をあげながら話しあいました。
私が立教大学でお話をした経験で感じたことから
若者の反応や、意見、感想を申し上げ、
若者にどのようにして政治に関心をもってもらうか、
「主権者教育」というテーマをあげました。
この件について、日本大学の先生が注目して下さり、
後半に集中して話し合いました。
昔と今では、若者の反応の仕方も違うし、
先日のニュースでは、「批判」を「悪口」と捉えてしまうとの指摘もあり、
若者の関心を引くためには、もっと若者が自分のことと身近に感じられるように、
また、「押しつけ」では、かえってマイナス効果になること、
また、昔はこうだったではなく、多様性を認め合いながら、つながる努力をする必要性など
活発な話し合いが持たれました。
そして、最後に私は、中教審の答申、道徳教育などの例を挙げながら教育の大切さ、
教育に敏感でありたいと申し上げました。
沖縄の今の翁長知事に対して、
どうして安保をもっと言うように求めないのかという意見もありましたが、
より多くの人がまとまるには、「ここ」という落としどころが大事であることを
複数の方が、何度も根気強く説明。
ゼロか100かではなく、多様なあり方を認めあいながら
落しどころを見つけていかなければ、
まとまるものも まとまらない。
沖縄の翁長知事も、もともとは政権与党だけれども
辺野古のことについては、強い意志をもっている。
それを信じ、野党がまとまり、頑張っている。
結局は、初日に続けて「自治」の問題が大きい。
自治の意識。
その意識をしっかり持つためには、何が必要か?
自分の頭で考えること。
考えるための、情報。
そして教育、主権者教育の必要性。
他人まかせではなく、どれだけ自分のこととして考えることができるか、
どうしたら無関心を関心に変えることが出来るのか、
月並みであるけれども、そして堂々巡りではあるけれども、
それが大事であり、難しいと改めて思った会でした。