北海道研修 3日目 夕張へ

3日目は夕張に行きました。
先に市役所へ。
市役所正面玄関への階段は、ずいぶん壊れ、
窓にはベニヤ板が貼られているところがあちこち見受けられました。

市役所の中の案内は、紙に印刷されたもので、
一つ一つの経費を削減していることを痛感しました。

その後、待ち合わせのホテルの会場へ移動。
そこで、夕張市についてのレクチャーを受けました。

夕張の鈴木市長は、元 東京都の職員でした。
NHKの朝のニュースで取り上げられているのを拝見した記憶もあります。
その職員が地域に根ざし、市長になり、破綻した夕張で頑張っています。
その鈴木市長のお話を紹介いたします。(以下)

破綻してから人口が3割減少した。

夕張市で経済再生、財政の健全化の両立ができなければ
国の言う「経済再生と財政の健全化」はできない。

夕張をどうするか?
収支の再計算(10年分)がされている。
鉛筆1本買うにも、国の了解が必要な状態。

財政再生だけでなく、地域再生との両立をはかることが大事。

「コンパクトシティ」
23区より広い夕張市。
冬は除雪をしきれないため、街のコンパクト化に取り込む。

小学校6校を1校に。
市民のみなさんと議論を重ねた。
コスト意識の共通化、これからも。

「『第二の夕張になりたい』と言われる街にしていきたい。」という言葉が印象的でした。

 

夕張市役所前にて

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