防災センター&議場見学会 ①防災センター

今日26日は、毎年夏恒例の
防災センター&議場見学会 を開催しました。
参加者は、小学生4人を含め11人に、私。
毎年、このくらいの人数で行っていますが、
このくらいが一番お話しやすく、
参加者も自由に見たり発言したりできるようです。

もうすぐ8月でもありますので、
最初に区役所1階にある「平和の灯火」について説明をしました。
広島と長崎の原爆の火を併せて灯しています。
そして、私の事務所の目の前の「平和公園」の中にも
この「平和の灯」は灯してあります。

防災センターへ移動しながら、庁舎のバリアフリー、「誰でもトイレ」の説明も。
また、南館7階の屋上には、ほとんど知られていませんが、お庭のスペースなどもあり、
ご案内して、太陽光パネル、72時間の非常用電源などの説明もしました。
非常用電源は、南館を建てる歳、はじめは地下に設置される予定でしたが
ゲリラ豪雨の冠水対策として変更して、屋上(7階)に設置しました。

後で、参加したお子さんから、
非常用電源が、雨が降っていたら濡れてしまうから
地下にあっても屋上にあっても同じでは、という
お子さんならではの鋭い質問があり、答えました。
その後に、他にもっと分かりやすい説明があったなと
思い付いたので、こちらに書きますね。

「ゲーム機は、雨に少し濡れても壊れないけど、
お風呂に落としたら(水没したら)壊れますよね、
建物の中にしまっておけば、雨が降っても濡れないですよね、
だから、屋上にしたんですよ。」
こんな風に答えれば、もっと分かりやすかったなと思います。

災害対策本部室の108インチスクリーン2台に映し出されるさまざまな情報。
そこに写しだされる区内2ヶ所のカメラ(区役所近くの民間ビルの上約80m、高島平清掃工場煙突約120m)からの
リアルな板橋区の様子や、石神井川などの様子、
過去の爆発を伴う火事がカメラでどう見えたのか、
ゲリラ豪雨の際の石神井川の増水の様子など、見せてもらいました。

この場所には、いざという時には区長など集まり会議をするだけでなく、
フロアを開け放して災害対策室(100インチスクリーン3台、可搬型モニタ3台設置)として、
東京都・消防署・警察署・電気・水道・ガス、報道など各防災関係機関が集まり
さまざまな情報を共有しながら対策にあたるという拠点場となります。

すぐ隣にはガラスで仕切られ機械がたくさん置いてある「情報システム室」「同報系無線室」があり
いつもは「夕焼けチャイム」も流し、非常時はデジタル防災行政無線を流すシステムなどがあります。
いつもは見られない機器に、お子さんたちも、大人も、目を輝かせて見ていました。

24時間 365日 休むことなく板橋区内の安全を守るために稼動し続ける
この防災センターについて、たくさんの人に知っていただきたいし、
防災・減災について関心を持って欲しいなと思います。

備蓄用の食品や防災・減災のためのグッズ、パネル、チラシを展示してありました。

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