今年は、板橋区平和都市宣言30周年の記念すべき年です。
その30周年を冠とした行事として、先日「君よ 生きて」という演劇が催されました。
シベリア抑留を題材とした、平和を考えるとても素晴らしい内容でした。
しかし、文化会館の大ホールは、2階席以上は全くの空席の状態。
たいへんもったいないと思いました。
100人見ても1000人見ても、区が劇団に支払う金額は同じはずです。
この空席に、子どもたちを招待したかった!
これからの未来を担うのは子どもたち、平和を実現するのは子どもたちです。
本区は、広島・長崎平和の旅に中学生を派遣しており、
たいへん意義ある取り組みだと思っています。
しかし、代表の2人以外にも、広島・長崎平和の旅に参加したいと願い、
各学校の中で希望しながらも、残念ながら参加できなかった生徒さんがいます。
また、板橋区立中学校の演劇部のレベルは、都内でも高く評価されています。
素晴らしい劇を実際に見ることは、さらに励みになり、レベル向上にもつながります。
今回、空席が多く発生することは、あらかじめ予想できていたことで、
生徒たちを招待するなど、未来に平和をつなぐ取り組みもできたのではないでしょうか。
今回のことを、次回40周年には是非生かしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。