2憲法と平和教育について 後半部分です。
この項、3番目の質問です。
③平和公園には「平和記念パネル」があります。
区内の軍需工場が、どこにどのくらいあったのか、
また、空襲のあった地域、戦争にまつわる遺跡などについて、
たいへんわかりやすくまとめてあります。
それを見ると、自分の住む地域にもかつて空襲があり、
多くの方がお亡くなりになった戦争の歴史を知ることができます。
しかし、このパネルの存在がなかなか知られていません。
また、平和公園の中だけに設置しておくのは、もったいないと思います。
区の施設など、ほかの場所にも、様々な形でこのパネルを展示できたらと思います。
ご見解をお願いいたします。
次に
④「祭日」について、です。
DXを進める中で板橋区のHPは情報のプラットホームとして、ますます大切になることと思います。
そのHPの中で「祝祭日」という言葉があると、区民の方よりご指摘をいただきました。
例えば、課税課・納税課を除く、総務部のほぼすべての課の「開庁(執務)時間」の説明には
「祝祭日と年末年始を除く」という記述が、昨日6月4日時点でもありました。
「国民の祝日に関する法律」には祭日はありません。
「祭日」というのは「宗教儀礼」を行う日です。
日本国憲法 第20条には政教分離の原則が明記され、
国家、あるいは公的権力と宗教団体との間には一定の距離が求められています。
板橋区も政教分離の原則が求められています。
特に総務部は、法の下に条例制定を調整していく部署です。
しっかりとした認識を持って頂きたい。
また、ほかの部署のサイトを見ても「祝祭日」と書いてあるところがたくさんありました。
全庁的にも改めて確認をし、基本的な認識を改めることを求めます。
見解を求めます。
この項の最後、です。
⑤板橋区史跡公園(仮称)基本構想は「いたばし1 実現プラン 2025」重点戦略Ⅲ ブランド戦略の事業であり、
区長のイチ押し事業でもあります。
グランドオープンは2029年(R11年)、
2021年(R3年)3月に、「史跡陸軍板橋火薬製造所跡整備基本計画」が策定されています。
今年度の当初予算案プレス発表を見ると、宇宙線や火薬研究所による
最先端の研究が戦後日本の科学技術の発展に貢献したことの説明があります。
しかし、「戦争」や「平和」についての言及はありません。
日本は被爆国ですが、一方では原爆の研究をしていたという歴史もあります。
2016年2月、同年11月の文教児童委員会、また同2016年第四回定例会一般質問で、
私は史跡公園について取り上げました。
「広島や長崎、沖縄という遠い地のことだけでなく、私たちが住むこの板橋でもかつて戦場であったこと、
また、この史跡公園ができる場所は、かつて旧東京第二陸軍造兵廠(ショウ)という軍事施設であったその事実を、
しっかりと区民にも語り伝えていくことが大事」 であること。
平和の大切さを後世に伝えるという意義ある施設としていただきたい」こと、
「平和都市宣言をいただく板橋区としても、恒常平和への理念がさらに不動のものとなるための、
大切な場所となるように期待」
することを申しあげました。
それに対し、教育長からは
「過去において東京第二陸軍造兵廠(ショウ)という軍事施設が板橋区内にあったことを事実として後世に伝え、
平和の大切さを学ぶ機会につなげることは、史跡公園の役割としても大切であると考えています。
史跡公園が平和の大切さを後世に伝える施設となるよう、史跡公園の基本構想や基本計画、施設の利活用、
展示計画を策定する中で検討してまいります。」
とのご答弁をいただいております。
「未来志向型の産業ミュージアム」という名前からは、
戦争の歴史は感じられません。
歴史を曲げたり、過去を美化したり、なかったものとするような方向ではなく、
事実をしっかりと受け止めてこそ、平和な未来への大切な一歩になると考えます。
そこで質問をいたします。
⑤―1「平和」「平和教育」という視点を、もっと前に押し出すような計画にしてほしいと思うがいかがでしょうか。
⑤―2 また、「近代化遺産群の調査報告書」はたいへん素晴らしいものです。
史跡公園がグランドオープンする暁には、販売をしてほしいと思いますが、
いかがでしょうか。お答え願います。