広島原爆から79年 平和祈念式典 2024-08-06

2024-08-06
背中や脚を汗が流れる。
79年前の朝は、熱くて苦しい地獄の朝だった。
平和を祈り求める朝。
二度とあんな地獄の朝が来ないよう、
二度と繰り返さないよう、
平和な朝がこれからもずっと続きますように。
そのためには、今を当たり前と思ってはいけない。
子ども代表の言葉に深く共感。その通り!と思った。
「言うだけでは平和はおとずれません。
 色鮮やかな日常を守り、
 平和を作っていくのは私たち」
アントニオ・グテーレス国連事務総長の挨拶(代読)が胸に刺さる。
「軍縮は夢物語ではありません。
 軍縮はすべての人々にとって、より安全な世界を実現する唯一の方法なのです」
「核戦争に商社はなく、決してその叩きはしてはならない」
「世界は弾丸を入れた銃で遊んでいる」
「冷戦が核兵器を使わずに終わったのは幸運にすぎない。
 二度目の運試しはない」
とても共感しました。
また長崎県知事の挨拶にも、とても共感。
「強いものが勝つ。弱い者は踏みにじられる。
 現代では、矢じりや刀ではなく、男も女も子どもも老人も銃弾で打ち抜かれ、
 あるいはミサイルで粉々にされる。
 国連が作ってきた世界の秩序の守護者たるべき大国が、公然と国際法違反の侵略や
 力による現状変更を試みる。それが弥生の過去から続いているのです。」
この時、NHKではイスラエル大使の表情が映し出されていたという。
「人類が発明してかつて使われなかった兵器はない。・・・
 核兵器が存在する限り、必ずいつか再び使われる。」
不断の平和への努力が必要なことを
再認識します。
79年前に原爆を落とされた広島のこの会場にて。
会場には1時間以上前に到着しましたが
早くからたくさんの参加者が列をなしていました。
資料館の上などにも警備の人がいて
会場の周囲にも警察や機動隊と思われる方々が列をなしていて
会場に入る時にも持ち物検査、ボディーチェックがされ
腕にはリストバンドを巻きました。
こんなに厳重なのは、初めてです。
通路側の座席に座れたこともあって
福島みずほ党首や社民党広島県連の代表にもお目にかかれました。
板橋区立中学校の生徒たちは「平和の旅」で5日から広島に来ていましたが
偶然すぐ後ろの列に並んで座っていました。
式典や会場でどんな風に感じ、様々な体験から何を学び、
平和についてどう考えたのか。
秋に生徒さんたちの発表がありますが、今からとても楽しみです。

 

 

6件以上
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次