5、志村小中一貫型学校について、伺います。
第一回定例会では、工事費追加の議案が出されました。
想定を超える地下水量が確認され、もともとの設計工法では崩落などの危険があり、
基礎工事以降の工事が「不可能」と判断されたため、工法変更が余儀なくされ、
その契約金を増額させるというものでした。
1億6,452万7,000円増額して、総額124億2,653万5,000円の事業となりました。
資材や人件費の値上がりを理由に、工事の金額を追加するのとはわけが違います。
区はこれまで「現在の志村小学校は地盤の危険などの可能性があり、安全が確保できない」と
説明してきました。
一方、住民説明会では、志村第四中学校の敷地は軟弱地盤であることが
住民により度々指摘されてきました。住民のみなさんの指摘が現実になったにも関わらず、
地盤に不安がある中、改築工事を続けることは、矛盾があります。
はじめに、
①現在の工事の進捗状況をお答えください。
また、中東情勢により、資材不足が起きています。
基礎部分の工事、それも水の対策はとても重要です。
資材調達の現状と見通しについてお伺いいたします。
次に
②全国各地で公共・民間事業の工事の中断や延期が続いています。
これらは建設工事に関わる人手不足や資材・人件費の高騰による中止や見直しでしたが、
そこに新たな問題が加わったことになります。
現時点での工事完了予定は、2029年12月3日ですが、
予算・工期ともに当初の計画通りに完了できるのか、見通しについてお答えください。
③区は、新たな住民説明会はしないとのことでした。
その後の近隣住民や関係者からの問い合わせや説明の状況をお聞かせください。
崩落などの危険性があることが判明しながら、その土地で建築工事を進めることは、
子どもたちの命や、学びの環境を軽んじることにつながるのではないでしょうか。
工事をいったん中止し、計画の見直しを、ここですべきであることを、
強くご指摘致します。
この項の最期に
④校舎の老朽化で雨漏りやトイレの悪臭などが酷い状況を聞きます。
これも地下水によって湿気が多いため、予定より老朽化の進みが早いのではとも考えられます。
生徒たちがより良い環境で学校生活が送れるよう、長引く一貫校工事の完了を待たずに、
できるだけ早い現校舎の改修工事を求めます。
見解を求めます。
以上で質問を終わります。ご清聴、ありがとうございました。
【答弁】*7月1日現在、確定したものではありません。
【区長】
次は、志村小中一貫校の工事の進捗状況についてのご質問です。
小中一貫型学校の工事は、令和7年8月に着工し、現在の進捗状況は、土を掘り出す土工事を進めている段階でありまして、基礎の付帯工事へと移行していく予定であります。土工事や付帯工事の段階においては、中東情勢の影響は少ないと聞いておりますが、今後の工程において影響が想定されるため、資材の早期確保など受注者との協議を進めていきたいと考えています。
続いて、工事の完成予定と費用の見通しについてのご質問です。
小中一貫型学校については、中東情勢などの影響が懸念されますが、現時点において令和11年度の工事完了を目指しております。工事費につきましては、急激な物価や労務単価の上昇が続いているため、インフレスライド条項を運用するなど今後の見通しを踏まえて受注者と協議をしながら適切に進めていきたいと考えています。
続いて、近隣住民からの問合せについてのご質問です。
小中一貫型学校の工事を始めるに当たり、近隣にお住いの方などを対象とした工事説明会を令和7年7月に開催いたしました。工事中は、近隣の方々へ工事看板で工事内容や工程をお知らせし、学校関係者へは適宜打合せを重ねながら安全に配慮し工事を進めているところでございます。近隣住民等から問合せがあった場合においては、個別に対応し、可能な限り配慮しながら工事を進めていく予定であります。
五十嵐やす子議員の教育委員会に関する答弁は教育長から行います。
【教育長】
それでは、五十嵐やす子議員からの一般質問のうち、教育に関する質問にお答えいたします。
志村小中一貫校についてのうち、校舎の改修についてのご質問です。
志村第四中学校は、築50年が経過し、老朽化が進んでいることは承知しております。新校舎の改築工事が進んでいることから、大規模な改修工事は難しいですが、雨漏りや異臭などは都度早急に対応しているところでございます。このため計画を見直すことは予定しておりませんが、今後も学校と連携しながら環境維持を図り、新校舎が完成するまでの間学校運営に支障が出ないよう努めてまいります。
五十嵐やす子議員からのご質問に対する答弁は以上となります。

