毎年、5月下旬の臨時本会議で所属の常任委員会、調査特別委員会が新しく決定し、
実質6月議会より新たなメンバーで、委員会の審議が始まります。
今日は、今のメンバーでの最後の健康福祉委員会でした。
所管からの報告事項が無かったため、
区内の視察に行くことにし、視察先もいろいろと考えた結果、昨年できた民間の「重度心身障がい者通所施設」にしました。
頭ではわかっているつもりでも、実際に見てみないとわからないことがあります。
知的障がいの方たちの生活支援のフロア、そして、重度心身障がい者の生活支援のフロアは、同じ造りでも、それぞれまったく違うことを再確認しました。
入浴施設も見せて頂き、自宅での入浴が難しい場合でも、ここでは週2回入浴することが出来るなど、
さまざまなお話を伺いました。
今日の視察についても、批判が無かったわけではありませんが、
実施して本当に良かったと思いました。
視察後、午後に行った委員会の質疑でも、たくさんの意見や質問が出て、
委員の皆さんがそれぞれ深く感じ、受け止めたものが大きいことを感じました。
見て、感じて、知って、共有して、前に進む…
障がいを持つ方、またご家族にとっても、
このような施設は、まだまだ不足しており、必要だと改めて思いました。
委員会の終了を宣言した時には、思わず じーん…としてしまいました。
いろんな事があった一年でした。
委員会の運営の仕方で、事務局との打ち合わせでもなかったことや、
予想外のことが起きたりなど、鍛えられました。
つい先日は、区議会報告会で委員長としての報告も致しました。
議事録を読み返したり、要点をまとめたり、などして
当日、質問を頂いても、わかりやすくお答えできるようにと考えました。
「委員長」というものの責任の重さを痛感し、
いろいろな角度から学ぶことが多い一年でした。
委員会の後 細々と仕事をこなし、必要な本を地元の書店に注文しました。
介護関係の本中心です。
障がい者福祉、介護、などは担当の委員会でなくても、
ずっと大事にし、取り組みたいテーマです。
学び続けたいと思っています。
(Jcomの映像より一部抜粋)