日本国憲法施行70年目の憲法記念日に思う (泥さん、安らかに)

日本国憲法施行70年目
その節目の年の今日、安倍総理は2020年には憲法を改定すると明言。
日本国憲法99条を思い、改めて日本国憲法を学ぶことの大切さを思う。

この施行70年目の今日は、特に有明の集会に出かけるでもなく
日常の中で、日本国憲法の目指す「平和国家」について
何気ない普通の生活の中で感じる一日にしたいと思いました。

5月の気持ちの良いお天気の中で、
道端に咲く綺麗なお花を眺め、心地よい風に吹かれながら自転車をこぎ、
なかなか会えなかった人に会って 言葉を交わしながら嬉しく思い、
季節のもの、自分の食べたいものを、美味しいと素直に喜びながら食べ、
心地よい疲れの中で、夜は自分の布団でぐっすり眠る…

考えれば、どれも平和だから できることです。
今の私たちにとって、これらのどれもが当たり前すぎることです。
しかし、平和でなかったら、当たり前にはできません。

道で立ち話をしていても、いつミサイルが飛んでくるかという命の危険と隣り合わせ、
また、共謀罪が成立し、密告が当たり前な世の中では、
不安や疑心暗鬼で、腹を割ってゆっくり話もできないでしょう。
風が気持ちいい など、道端で心癒されているゆとりや余裕など 持っていられないでしょう。
美味しいものを時間をかけて食べるなんて
それこそ「贅沢は敵!」となってしまうことでしょう。

私は、この当たり前の幸せのこと、日々が、平和の象徴だと思います。
この平和な日々を、この先もずっとずっと 守っていきたいと思います。
そしてこの平和は、日本国憲法ができたから、守られてきたものだと考えています。

今では 当たり前のことが、かつての日本では 当たり前ではありませんでした。
かつて戦争で 言葉にできないほどの苦しみや悲しみを体験した人々にとっては
夢のようなこと、夢のような日々が、今は「普通」や「当たり前」になっています。
この「普通」や「当たり前」は、本来 感謝すべきことなのだと思います。
そのことを忘れてはいけない、そう強く思います。

そして、この日々を当たり前にし続けるためには、
私たちの不断の努力(憲法12条)が欠かせないことを、改めて思います。

この「平和」への思いと、「不断の努力」を
本日3日早朝に旅立たれた 泥 憲和さんにお誓いしたいと思います。
2年前の9月、泥さんの自衛隊やPKOなど平和外交についてのご講演を
改めて思い出しています。

毎年楽しみにしている向原に咲くバラ

道端のコデマリ。虫も食事中

道端のツキヌキニンドウ。白いバラと一緒に咲いています。

2年前の9月の泥憲和さんのご講演。

は、平和を願いながら戦争で命を奪われた方々の思いを引き継ぎ、
私たち自身のため、そしてこれからを生きる子どもたちのためにも、
「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」
を掲げる日本国憲法を大切にしたいと思います。

2年前のHPでの報告↓

追記もできないまま今になってしまいました。
すみません。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次