平和を祈る歌「フィンランディア」をハチ公前で歌う~表現の自由の規制が始まっていることを感じた日~

21日は渋谷のハチ公前で、「Ensemble for Peace 平和と自由を愛する合奏団」のメンバーとして

フィンランディアの合唱に参加しました。

周りからは宣伝の大きな音、そしてたくさんの車の音、雑踏の中で 音が聞こえるか心配でしたが

無事に 歌いきる事ができました。

日本語訳の歌詞。「ななつの」から歌いました。

日本語訳の歌詞。「ななつの」から歌いました。

小さい頃から歌が大好きな私です。

こうして街中で歌うことができるのも、平和だからこそです。

でも、その大好きな歌を、平和を願うための表現の手段とする日が来るなど、考えても見ませんでした。

確実にいつか来た道へ後戻りする足音が、

ひたひたと近づいていることを感じる日でもありました。

 

この「フェンランディア」という楽曲は、まさに「平和」を求め祈る楽曲で、

1899年に、帝政ロシアの圧政に抗議するためにシベリウスが作曲したものです。

私たちが歌った部分について、ウィキペディアによると、下記のように説明されています。

「フィンランディア賛歌」は1941年に詩人のヴェイッコ・アンテロ・コスケンニエミによって歌詞がつけられ、シベリウス本人が合唱用に編曲した。無伴奏の合唱で歌われるものは、原曲と調性が異なる。当時、ヨシフ・スターリンが支配するソビエト連邦の露骨な侵略(冬戦争継続戦争)により、国家存続の危機にあったフィンランドの人々を奮い立たせるものであり、フィンランドでは現在も国歌(「我等の地」)に次ぐ第二の愛国歌として広く歌われている。ヘルシンキ放送交響楽団の演奏ではヘルシンキ放送合唱団による歌声を聞くことができる。また、讃美歌としてもこの旋律に詞をつけて歌われている(「やすかれわがこころよ」)。

 

平和を求め、平和をなし崩しにしようとする安倍政権の圧政に対しての抗議の気持ちを表すには、

まさに!という楽曲だと思います。

そして、私たち平和を求める市民の心を奮い立たせる歌です。

 

昨日、この演奏をしたハチ公前の広場も、警察や渋谷区の厳しい取り締まりがあり、

細かい指導があったようです。

2000万人署名の活動をしていた方も取り締まられ、

その他にも様々な取り締まりがあったことを、帰宅してから知りました。

「表現の自由」が、制約されていることを感じました。

これで、平和を求める歌さえ歌えなくなったら…と思うと、恐ろしくてたまりません。

まさに、「震える」です。

私は、これからも

平和を願い歌う私たちのカラーとして「ブルー」を身につけました。

平和を願い歌う私たちのカラーとして「ブルー」を身につけました。

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