共謀罪「可決」に思う ~市民不在の強行採決 反対!~

2017年6月15日7時46分 共謀罪可決

日本国民のほとんどが気がつかない 6月15日早朝5時40分
参議院本会議が開かれ、共謀罪が採択され、
7時46分、共謀罪は可決となった。

前日から急転直下の動きに、私も心が落ち着かず、
前日の日比谷野音から銀座へのパレードに引き続き、
国会正門前の若者中心の集会に参加し日付が変わる直前まで声をあげた。

前夜から開かれている本会議を放送するように、NHKに抗議の電話をするが
全く反応なし。

どのくらいの国民が、14日の夜、そして深夜、そして15日の早朝に、
日本の未来をも変えてしまう議論が、国会の中で行われていると理解していただろうか。

 

大事なこと、国民に知って欲しくないことほど
優しい言葉・美しい言葉をまとい、人々の心を麻痺させ
密かに、密やかに、夜中 皆が寝静まている中で、闇の中で推し進める、
けっして公明正大に太陽の光り輝く下では行わない、
そのことを しっかりと胸に刻んだ、一生忘れられない朝でした。

テレビが静かなのは、
大変なことは何もなかったように、
そして、何も変わっていないように見せるため?

でも、気がついた時には、後の祭り。

どれほどの人が、この重大さを理解しているのだろうか。
まだ「共謀罪」が可決したことを知らない人、
いや「共謀罪」の存在すら知らない人もいるのではないだろうか。

「私は一般人だから関係ない」と思っている人も多いのだろう。
でも、だれが「一般人と決めるの?」
決めるのは、あなた自身ではない。

誰かが弾圧を受けたら、それは自分にも繋がっているという感覚が大事。
一番の敵は「無関心」だと痛感する。
愛の反対語も「無関心」
無関心が日本をダメにする。

この稀代の悪法が「施行」となるのは、7月11日
なんと1ヶ月もない。
既に、「秘密保護法」は施行されている。

6月13日は日比谷野音から銀座まで、共謀罪はいらないと声を上げながら歩きました。

13日の銀座パレード。たくさんの方が、歌やコール、ポスター、アートなど、様々な表現方法で「共謀罪はいらない!」という思いを表しました。

13日の日比谷野音

14日の国会正面。
急転直下の国会の様子に、急遽開かれた集会。たくさんの人が集まり、声を上げました。

14日の国会正門前。
22時を過ぎても、どんどん人が集まってきました。

14日国会正門前も強行採決され、施行されている。

標的とし、捕まえようと思ったら、どんなこともできてしまう。

平成の治安維持法と言われる所以だ。

 

ひるんではいけない。

内心の自由、私たちの表現の自由、人と人とが信じ合える社会を守ろう。

密告・監視の社会はゴメンだ。

 

 

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