2については、さらに細かい項目に分けて質問をしているため、
大きく2つに分けて掲載いたします。
2、憲法と平和について です。
①はじめに、おとなの「平和教育」についてです。
2021年 第二回定例会 一般質問で、私は憲法遵守義務についての区長のお考えや、
人権意識啓発と憲法に対する理解を深める一助とするために、
憲法週間に広報いたばしに特集を載せたり、憲法に関する講演会などの事業を行うなどを要望いたしました。
その中でも、事業の実施につきましては、
「憲法と関係の深い人権や平和をテーマとした事業や、東京都をはじめ、
関係団体との連携を考慮しながら、理解促進の機会づくりに努めていきたいと考えております。」
とのご答弁を頂いております。
先日、区民の方から、「戦闘訓練」と明記しながら、
子どもにモデルガンを持たせて活動している民間団体がある、とご相談がありました。
少年兵をなくして行こうという世界的な動きがあります。
ジュネーブ条約や子どもの権利条約などの国際条約に照らし合わせて、
「違反している」とまでは言えないかもしれません。
しかし、条約を作るにあたってのそもそもの「理念」に照らし合わせれば、
どうなのか、という疑問が残ります。
一方、お月謝を支払い、子どもを参加させるか否かは、大人の判断となります。
子どもは柔軟な真っ白い心のキャンバスに、様々な体験を積み重ね、学びながら、
自分なりの思いや考えを深め、様々な心の色をキャンバスに描きながら、大人になります。
その子どもたちの体験の「本質」を見極め、判断することが大人の責任となります。
また、ガザやウクライナでの爆撃や、多くの子どもたちが命を落としているニュースが
毎日のように届きます。
まずは大人が憲法を基本とした「平和教育」を学び続けることが
大切ではないでしょうか。
戦後80年、戦争を体験した方もどんどん鬼籍に入られ、
戦争を語り継ぐこと自体が難しくなっている現実があります。
その中で、平和教育は、さらに意味を増していると思います。
例えば、練馬区には「練馬区歴史資料デジタルアーカイブ」があり、
練馬区立図書館のHPの中に、アーカイブのサイトとしてリンクして、
いつでも見られるようにしています。
板橋区でも、戦争体験者の声をアーカイブとして残して行くことが必要であると思います。
大人の平和教育、そして戦争体験者のアーカイブを残すことについて、
区長のお考えをお願いいたします。
次に
②「サバゲー」と言われるサバイバルゲームが盛んに行われているそうです。
また、区内では「自衛隊スクール」「戦闘訓練」と銘打ち
「伏せ撃ち」「突撃」「戦闘開始」「野戦」などといった動作や言葉が、
子どものお稽古事として行われている実態があります。
民間の団体で、親が子どもに習わせているのだから問題はない、という方もいますが、
大人が趣味としてサバイバルゲームをすることと、
子どもが「戦闘訓練」と称してモデルガンを持つことは、
まったく本質が違うというご意見もあります。
モデルガンを向ける先に何があるのか、何を想定しているのかに
思いを致すことが大切です。
先日、「防衛省」および「子ども家庭庁」と、情報共有や意見交換を
してまいりました。
防衛省には、改めて見解を求めているところです。
「命令への服従を誠実厳正に行う」教育が、区内で子どもたちに行われ、
考える前に従うことを教えています。
一方、板橋区の教育委員会は「主体的、対話的で深い学び」として、
自分で考え、そして行動することを大切にする教育をしています。
この2つの教育は、相反する方向を向いているのではないでしょうか。
全教科的な日々の学校生活が平和教育であると、
以前、教育委員会からはご答弁を頂いたと記憶しております。
子どもをとりまく環境は明らかに変化しています。
このような地域社会の変化の中で、平和教育をするにあたり、
板橋区教育委員会のお考えや方針、大切にしていることを
お教え頂きたく、ご見解をお願いいたします。

