制服について① 議事録より 平成28年10月決算総括質問より抜粋

平成28年10月26日決算調査特別委員会-10月26日-01号 議事録
制服について
次に、2番目、学校における制服などについて、これを扱います。
 決算の資料要求をいたしましたら、出していただきました資料です。それに差額を私が計算して加えました。4校だけとりあえず抽出して比較をしています。4校だけでも同じ板橋区立中学校であるにもかかわらず、制服などにかかる金額の差が大きいということがわかります。
 それから、この表なんですけれども、1か所訂正があります。差のところの上から2段目のところに3,240とあるんですけれども、ちょっと計算間違いをいたしまして、3,456が正しい数字です。
 制服の内訳として、ブレザー、スラックス、スカート、夏・冬。また、ワイシャツ、長袖・半袖。ネクタイ、リボン、セーター、ベスト。セーター、ベストは女子になります。これを各1枚ずつ購入するということで、それを前提にして計算をしてあります。
 そうすると、4校中で一番高い価格の学校というのはB校なんですけれども、B校の男子は5万4,838円かかります。これに対して、A校が一番この中では安いんですけれども、4万5,792円、9,046円の差がここであります。
 次に、やはり今度女子で見ても、B校がやっぱり一番高いんです。6万3,613円で、これに対してC校がこの中では一番価格が安く5万3,082円。しかしこれでも1万531円の差がここにもうできています。
 このように、もう4つの学校の中でさえも、男女とも1万円前後の差が出てしまっているということがわかります。それを23校に広げて、今回私はチェックしてみましたけれども、詰め襟、ブレザーの違いというのもあるんですけれども、全て同じように1枚ずつ購入したとして計算すると、ある学校、一番高い学校は男子の制服5万7,393円。それに対して、一番制服が安いところが3万2,805円で、その差が2万4,588円ありました。女子は、一番高いところが6万7,690円。それに対して、一番安いところが3万1,698円で、3万5,992円の差がありました。同じ区立中学校です。
 中学校は学校選択はできるというものの、しかし制服などはもう指定されていて、それを着るのだから、余りにも学校間で差があるというのはいかがなものかというふうに思います。また、複数の購入先があるとはいえ、ある程度その購入先の数は限られています。
 ここから質問に入ります。
 夏用、冬用のワイシャツの指定がない学校も複数あるんです。このA校もそうですけれども、そうなんです。ワイシャツはワンポイント刺しゅうがあるだけで値段が高くなったりします。そして、ワイシャツは1枚あれば用が足りるわけではありません。特に夏場は複数枚必要となります。1枚の差額は小さくても、複数になればそれだけ差は広がります。
 4校の中でC校の夏用が3,240円です。1枚じゃ足りないので2枚買ったとして、そうすると6,480円です。それに対して、A校は指定がありません。自分で安いところに行って探してくればいいわけです。そうすると大体1,000円ぐらいでも売っていますので、このC校1枚の値段で、A校は1,000円だとして3枚買えてしまいます。23校の中では、ある学校は夏用が3,564円でした。ある学校は1,600円でした。そうすると、ここに既に1,964円の差があります。
 こうやって、指定していない学校もあるわけですけれども、指定していないために困ったことというのはあるんでしょうか。特に困ったことがなければ自由にしてしまっても、特に洗いがえの必要な夏場なんかはいいんじゃないかと思うんですけれども、何か困ったことはあったんでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 ワイシャツについてのご質問でございます。
 まず、各学校の標準服につきましては、保護者や生徒の意向を踏まえて各学校ごとに決めているところでございます。購入価格についても保護者の意向が一定程度反映されているものと考えております。
 ワイシャツを指定しない場合についてでございますが、生徒の生活指導面での問題が生じたり、家庭の考え方によってはワイシャツの品質に相違が生じたりするほか、また仲間との一体感を高めていくといった効果も見込めなくなるなどの懸念があるというふうに考えているところでございます。中学校におきましては、ワイシャツを指定する効果や、逆に課題を踏まえた上で、必要な部分の指定を行っているところでございます。
 今回、調査をいろいろしていただきましたので、今回の委員のご質問につきましては、改めて各学校に伝えてまいりたいと考えております。
◆五十嵐やす子
 そうですね。例えば、ワイシャツが違っても、ズボンとかみんな同じなので、必ず何かは一体感があるわけです。ワイシャツが自由だからといって一体感がなくなるというのは、それはどうかなと思いますし、例えば郊外に出たときに、ワンポイントはあるからそれでうちの学校の生徒だというふうにわかるようにといっても、遠くにいたらワンポイントなんか全然見えないですよ。かえってズボンの柄とか、スカートの柄とか、もうそういうので判断できるわけなんです。なので、あとは刺しゅうにするかシールにするかとか、それでも値段も全然変わってきますので、工夫は幾らでもできると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。
 それから、次に、4校全ての価格の中で最低価格を拾ってみました。何とかはこれが安い、何とかはこれが安いと。そうすると、男子ではこの一番高いB校との差が1万2,718円、女子では2万1,763円、この差だけで、ほかのところの安いのを拾って合計したのとB校はこんなにも差が出てきてしまうんです。これで、今言ったようにワイシャツを複数枚そろえるとしたらもっと差が広がるんです。やっぱりもっと工夫できる余地がある証拠だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
 また、これだけ差があることを保護者は知っているかというと、知らないんだと思います。私も知りませんでした。だから、高いな、ちょっと厳しいなと思っても、仕方なく制服代を言われるがままに支払っているんだと思います。もっと見える形で示すことも必要だと思います。
 6年生に渡されるこの新入学に関するご案内、各学校の案内が出ていますけれども、これ8月に発行して6年生に渡していますけれども、この中には制服については何も書いていないんです。例えば、こういう制服で幾らですよとか載せると、あそこの学校はこの値段なんだな、うちは高いわとか、それだけでもう保護者の方たちの意識が変わってくるんじゃないかと思うんです。そうすると、情報公開にもつながると思いますので、それも一つの手かなというふうに考えます。また、それを見た上で保護者の方にまたアンケートをしたり、意見を聞くとか、そういうことも必要なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 標準服等の価格差の是正ということでございます。
 各学校の標準服につきましては、新たに新しいものにするときには、保護者の方、生徒、あるいはさまざまな議論を経て、新しいものが選定をされているというふうに受けとめているところでございますが、一度選定をされてしまいますと、なかなかその選定の経過等が新しく入ってくる保護者の方に伝わっていなかったり、いろんな課題が生じているものと考えております。標準服を指定して一緒のものを着用するということについては、さまざまメリットも考えられるところでございます。また、扱っている店舗もできる限り複数にするというようなことをしているところでございますが、地元の商店で買っていただくというようなことで、一定の商業振興にもつながっているんではないかというふうに思っております。
 ただし、保護者の方の負担を軽減するということは必要でございますので、学校間で標準服に関する情報交換ができる機会を積極的につくっていき、改善がなされるようにしていきたいと考えております。
◆五十嵐やす子
 ぜひお願いします。
 今、本当にニュースとかいろんなところを見ても、やっぱり制服高いよねというような声が聞かれてきますし、保護者の方からもやっぱり高いねという声も聞こえてきます。ここに示してあるのは、大体アンケートをすれば安いほうがいいと、私だって思います。みんな言うと思うんです。なんですけれども、安かろう、悪かろうじゃだめなんです。だけれども、ここに挙げてあるのは、もう実際使われているから、悪いものじゃないんですよ。使われているもの、それでこの値段になるわけです。だから、これだけ今回差があることがわかったわけですので、このままにしておくのはやっぱりどうかなというふうに思いますので、努力をしていただけたらというふうに思います。
 次に、体育着なんですけれども、体育着も実はすごく差があることが今回わかりました。やっぱりB校が断トツに高いんですよね。何でかはちょっとわからないんですが。体育着もやはりこれは全部1枚ずつ買ったという計算でいくと、A中学校は1万3,880円、B中学校は1万9,750円、Cは1万5,460円、Dは1万3,370円なんです。
 半袖シャツをこの中で取り上げて見てみますと、やっぱり夏は暑いですから複数枚必要ですし、運動会の練習はもう毎日ありますから、本当に真っ黒になります。組体操とかすると背中が真っ黒で、洗濯するほうが本当に大変だなと、だから洗っても洗っても取れないから、結局買いかえるとかね、そういうふうにもなるので、本当に何枚も買うことになってしまうんです。そうするとB校は4,200円で、D校は1,540円なんです、半袖だけで。そうすると、Bを1枚買う値段でDは2枚買ってもおつりが来るわけですよね。
 B校とD校は1枚ずつ購入した合計でも1万9,750円と1万3,370円なので、差が6,080円あります。また、さっきと同じように安いものをどんどんピックアップしていくと、そうするとその合計が1万1,770円となって、B校との差が7,980円、8,000円近くなるんです。体育着だけでこれだけ差ができてくるんです。やっぱりそうすると努力が必要なんじゃないかなと思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 体操着についてでございます。
 体操着は価格のほか、機能性、使用する場面、耐用性などを踏まえて、学校ごとに決めているところでございます。ご指摘のB校につきましては、ちょっと調べてみましたところ、ネームが入っていたりとかというようなこと、あるいは運動会で使用するというようなことで、高い値段になっているようでございます。2枚目以降は白い普通の丸首でいいというような対応をしているようでございます。委員ご指摘のように、保護者の負担が軽減をするというふうに工夫がされていくように、校長会などを通じて、学校間で標準服や体操着に関する情報交換ができる機会を積極的につくるとともに、学校に対して働きかけていきたいというふうに考えております。
◆五十嵐やす子
 ぜひよろしくお願いします。
 それから次が、今度は柔道着です。柔道着は大体似たような値段ですが、それでも1,133円、この4つの中でも差がありました。
 この中で、A中学校では女子の分のみ学校で購入して貸し出しを行っているんです。ほかはやっていないんです。男子でもそういうのはできないのかなと思ったんです。例えば、年間の柔道は12時間授業数があると聞いたんですけれども、それだとそんなには破れたりしないんじゃないかなと思うんです。なので、学校内でリサイクルするとか、卒業するときにきれいに洗ったものを学校にちょっと寄附して、必要な人はそれを使わせてもらうとか、使わないのに家に持って帰って、それでごみに出すとごみばっかりふえますし、柔道着というのはほかよりももっと厚手ですし、その辺も本当にもったいないなと思うんですけれども、リサイクルとか、この辺はいかがでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 柔道着についてでございます。
 保健体育の授業の中で柔道の授業は1、2年生が必須科目、3年生が選択科目となっておりまして、多くの学校では各学年、年間10時間程度、トータルで30時間程度行っております。貸し出しの方法として、各学校で必要量を備え、給食の白衣と同様に各家庭で洗濯して使用するというようなことも考えられるところでございます。他の生徒が激しい運動時に着用したものを別の人が身につけるということについて抵抗感も少なくないと想定されます。また、衛生面にも配慮を要することから、運用等について慎重な検討が必要であるというふうに考えております。
 ただ、委員ご指摘のように保護者の負担軽減の観点、あるいは使用が終わった柔道着をリサイクルし、有効活用するという観点からも、各学校で工夫がなされるよう、情報提供に努めていきたいと考えております。
◆五十嵐やす子
 選択ができるようにすれば、嫌だなと思う人は買えばいいし、でもやっぱり人が着たものでも借りたいなという人は借りられるという、そういう間口を広くしたほうがいいのかなというふうに、ぜひそうしてほしいなというふうに思います。
 次なんですけれども、鍵盤ハーモニカはちょっとすみません、飛ばします。
 結局、入学時に必要な金額、今までずっと見てきましたけれども、本当に多いんですよね。これに、今は制服と体育着を言いましたけれども、そのほか柔道着、それで上履きも入ってきます。それ以外に、さっきから何回も言いますけれども、ワイシャツの枚数、体育着の半袖の枚数もふえて、通学用のバッグ、それから部活をするための道具とか、費用とか、あとは文房具とか、いろんなものが必要になってきます。子どもが3歳違いだと、入学が重なったりとかして、中学入学、高校入学が重なったら本当にもう大変なことになってしまいます。
 板橋区は、この就学援助入学準備金として、ほかの自治体よりも本当にありがたいことに、小学校の6年生の3月に支給してくださって、それで私はそれはとても評価しているんですけれども、ただ、今までの金額を見てしまうと、この2万6,860円をいただいても、焼け石に水みたいな部分があるなというふうに思うんです。なので、安くできるところは何とかこう、今、使っているものを最低の価格をチョイスするだけで2万円ぐらい差がもうそこでできているわけなので、お金を渡さなくてもそこで合計すれば4万円ぐらい今よりも負担が軽くなるということにつながってくると思いますので、ぜひその点も考えて、とにかくこの入学時に必要な金額負担がなるべくないように努力してほしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎教育委員会事務局次長
 就学援助についてでございますが、入学準備金につきましては、都区財政調整における積算基礎に基づき決定をしているところでございます。入学準備金につきまして、入学時に必要となる制服代や学用品代などの全額ではなく、一部の費用であると認識しているところでございます。中学校入学準備金については、小学校6年次に繰り上げ支給するなど、区民の立場に立ったきめ細やかな対応を行っているところでございます。金額の引き上げについては、他区の状況や他の費目との整合性を考慮し、保護者の負担軽減に向けて検討してまいりたいと思っておりますし、先ほどご提案がありましたリサイクル、リユース、こういったものも検討していきたいと思っております。
◆五十嵐やす子
 小学校6年生というのは、中学校に入る準備だけじゃなくて卒業式もあるんです。その卒業式に、例えば中学校の制服を着てきちゃだめとか、いろいろやっぱりそういう学校もあったりとかするんです。そうすると、自分でいろいろそろえないといけないとか、あと昨今は女の子がはかま姿だったりとか、やっぱりこういろいろあるのを見ていると、親御さんの負担はいかばかりというふうに、自分が親としてやっぱり思ってしまうわけです。ですので、そのほかに謝恩会をする学校なんかも中にはあります。いろいろと見えないお金が入学をするときには、入学に向かってかかっていますので、ぜひその辺を区のほうでも、教育委員会のほうでも考えていただけたらと、前向きにそれで取り組んでいただけたらと思います。
 では、この項目はこれで終わります。ありがとうございました。http://itabashi.gijiroku.com/voices/cgi/voiweb.exe?ACT=200&KENSAKU=1&SORT=0&KTYP=1,2,3,0&FBKEY1=%90%A7%95%9E&FBMODE1=SYNONYM&FBMODE2=SYNONYM&FBMODE3=SYNONYM&FBMODE4=SYNONYM&KGTP=1,2,3&NAMES=%8C%DC%8F%5C%97%92%82%E2%82%B7%8Eq&TITL_SUBT=%95%BD%90%AC28%94N10%8C%8E26%93%FA%8C%88%8EZ%92%B2%8D%B8%93%C1%95%CA%88%CF%88%F5%89%EF%81%7C10%8C%8E26%93%FA-01%8D%86&KGNO=2028&FINO=2287&HUID=362954&UNID=K_H281026260164http://itabashi.gijiroku.com/voices/cgi/voiweb.exe?ACT=200&KENSAKU=1&SORT=0&KTYP=1,2,3,0&FBKEY1=%90%A7%95%9E&FBMODE1=SYNONYM&FBMODE2=SYNONYM&FBMODE3=SYNONYM&FBMODE4=SYNONYM&KGTP=1,2,3&NAMES=%8C%DC%8F%5C%97%92%82%E2%82%B7%8Eq&TITL_SUBT=%95%BD%90%AC28%94N10%8C%8E26%93%FA%8C%88%8EZ%92%B2%8D%B8%93%C1%95%CA%88%CF%88%F5%89%EF%81%7C10%8C%8E26%93%FA-01%8D%86&KGNO=2028&FINO=2287&HUID=362954&UNID=K_H281026260164