国民健康保険料、多子世帯の保険料など課題あり~条例改定の提案をしています~

26日は国民健康保険の運営協議会でした。
国民健康保険、いわゆる国保は、他の健康保険と比べても高い!
他の健康保険は世帯ごとになりますが、
国保は世帯の人数に対してですので、
生まれたばかりの赤ちゃんの分もカウントされます。
収入のない子どもへ、そして子どもの人数分となると、
多子世帯ほど支払いが高額となり、厳しくなります。

実は今回出された新たな金額の中には、金額が減る年収の人もいました。
でも、それは高額所得の方たちばかりでした。
35歳の夫婦で10歳の子どもがいるモデルケースを見ても、
昨年よりも増える金額の幅が大きいのは
本来支援すべき200万円~400万円台/年 の人たちでした。

そして板橋では19歳から30歳までの方のうち、
約45%が滞納。
若者の約半分が滞納ということは、
意識の問題だけでなく、制度にも問題があるのではないかと思います。

子どもの貧困は、子育て世帯の貧困に他なりません。
そして今の若者は、非正規就労の人も多くなっています。
また、正社員として就職しても、離職する人も増えていると言われています。
これから消費税も10%に増えます。
お金は出ていくばかりです。
これでは、保険料の収納率が上がるとは思えません。
区独自で多子世帯への支援が必要だと思います。

国民健康保険は、以前は個人事業主がメインでしたが、
現在は非正規の若者、そして高齢者に多くなっています。
皆保険のための、セーフティネットの役割が大きくなっています。

困った時に何とかするのが、本当の政治だと思っています。
社会の隙間にこぼれ落ちていく人がいることがわかっていながら
率先して救おうという手立てがないことは、とても残念なことです。

今回、私の会派 市民クラブと共産党、無所属の超党派で
この多子世帯の過程の国民健康保険料の減免に関して
「東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例」を提案します。

園芸用の七草の蕪に花が咲きました!

蕪の茎もこんなに伸びました!

観賞用の寄せ植えの大根も、こんなに すくすく伸びました(^^)

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