19日、羽田空港機能強化に関する説明会(第2フェイズ)の結果概要
&「環境影響に配慮した方策の検討」について、今までとは一部変更されプレスリリースされました。
国土交通省は、これまで羽田空港の着陸時には都心上空を飛行しない運用をとっていましたが、
羽田空港の機能強化のため2020年を目標(オリンピック)に新飛行経路の変更を検討していました。
前回示されたルートでは、埼玉県上空で急旋回し、
練馬区、中野区上空を通過して南下するルートが示されていましたが、
今回は、騒音軽減と安全のためとして、
北区、板橋区、豊島区、新宿区上空を通るルートに変更されています。
板橋区は、小豆沢から向原に抜けるルートが示されていて、区の上空を横断する形です。
前回 示されたルートには、区内では成増の上空が入っており、
国に対して、区内での説明会開催を申し入れたものの、開催されることはありませんでした。
しかし、今回は以前示されたルートに比べ、影響も大きくなります。
南風の日、15時~19時という風向きと時間の制限はあるものの
1時間20~30機、ピーク時は40機/時間とも聞いています。
2分に1機
これは山手線の運行以上の運行ではないでしょうか。
それが板橋区の上空4000フィート(約1200m)で起きるのです。
着陸時は離陸時に比べ、エンジンは静かとはいいますが、どうなのでしょうか。
国交省は3000フィート以下となる自治体にしか説明会をしていませんが、
4000フィート上空とは言え、板橋区でも説明会をして欲しいと思います。
板橋区も、国に対して働きかけをしてはいるようですが、
「ある日 突然頭の上を飛行機が飛んでいた!」などとならないよう
国交省に対してしっかりと申し入れをし、また区民への周知が図れるよう努力してほしいと思います。