① 「10年に1度、100年に1度の大雨」という言葉が、毎年のように聞かれるようになったと
感じます。
9月には、茨城県の常総市などで鬼怒川が決壊し、宮城県大崎市でも渋井川が決壊し、
大雨と水の恐ろしさを改めて感じました。
さて、板橋区を流れる大きな川といえば「荒川」です。
この荒川の決壊について、2008年に内閣府が被害想定をしています。
いくつかの想定をしていますが、その1つ「右岸低地氾濫」の想定では、
最大2000人が死亡し、板橋区でも死者が20人と想定されています。
板橋の被害 20人死亡という場所は、ある程度想定でき
ているのでしょうか?
その対策はどのようになっているのでしょうか?
② 次は、火山灰についてです。
昨年9月、御嶽山の突然の噴火があり、登山中の多くの方がお亡くなりになりました。
近くでは箱根山の噴火、そして桜島、阿蘇山の噴火、西ノ島、口永良部島、
浅間山でも小規模な噴火など、火山の活動が活発化しているように思います。
1707年を最後に300年ほど噴火はしていませんが、富士山も火山です。
火山灰は、ものを燃やした時の灰とは違い、ガラスの成分でできています。
目に入れば目が傷つき、また呼吸器系の弱い方は、特に気をつける必要があります。
雨が降れば火山灰はコンクリートのように固まります。
このことは、少ない火山灰でも、排水口に入ると、その中で固まり、
また、雨どいでも固まるなど、今まで経験しなかったさまざまな事が起こります。
道路はスリップしやすくなります。
窓を閉めても、細かいため中に入ってくるそうです。
物流も大きな影響を受けると言われています。
ほとんどの区民が、火山灰に対する知識を持ち合わせていないと思いますが、
降灰対策や、火山灰について情報を出していくことも、大事ではないでしょうか?
見解を伺います。