福祉避難所(二次避難所)、ご存知ですか?
一般の避難所での避難は難しいと思われる
様々な障がいをお持ちの方や
介護が必要な高齢者などが避難できるもので
概ね「3日目から開設」することになる、とされている避難所です。
受け入れ手順としては、一般の指定避難所での避難生活が難しい方が
区と協定を結んでいる各福祉避難所へ紹介されます。
各福祉避難所は、その受け入れが可能か話し合ったうえで
受け入れがなされる、という手順となっています。
その福祉避難所の2回目の開設訓練が、
昨年11月に続いて、板橋区内の福祉園で行われました。
板橋区の危機管理室 地域防災支援課との協力で行われています。
前回は、宿泊を伴う高齢者施設だったのに対して
今回は通所施設(福祉園)という福祉避難所でも違う条件での訓練です。
設定に即して実際にやりとりをしてみることで
新たな気づきや学びが明らかになります。
やっぱり、まずはやってみることですね。
いろんな場面で「?」と、疑問に思うこともありましたが、
こうやって実際に訓練をするからこそ、疑問にも思えます。
わからないことや、疑問を今のうちにたくさん出して、気づき、
それらを解決していくことが、今できる最善の防災なのだと思います。
「モデル通りにできているうちは、本当の大災害ではない」
先日の集中して学んだ研修会での講師の言葉を思い出しました。
区役所の中も、危機管理室だけでなく、
各部署に様々な部門を担当する「班」があり、
その割り当てられている各役目を普段からしっかり理解し、
基本的な知識を頭に入れておくことが、とても大事です。
いざという時に、地域防災計画という「辞書」をひいているようでは
役にたたないですから。
(今日はそれはありませんでしたが)