本日の文教児童委員会の中で、中央図書館建設にあたり、樹木調査の報告がありました。
正式な設計ができていないために、まだどの樹木が移植され、どの樹木が伐採されるのかなど
対象となる樹木や本数など、正確なことはわかっていませんが、
移植できる樹木と、移植が困難な樹木があることが報告されました。
平和公園の樹木は、どれも立派に成長していて、それだけ長い年月人々に愛されてきたことを意味します。
実は、近所の桜の木が公園の整備に伴い伐採されたのですが、
その時のとても寂しく残念な思いが、今もなお胸に残っています。
平和公園への中央図書館の建設に対しての意見の中にも、
「樹木を伐採しないで欲しい」というものが、たくさんありました。
みなさん、樹木を大事にしているのです。
そんなみなさんが知らないうちに、樹木が伐採されてしまったら、
さぞ 悲しまれることだろう、そう思いました。
移植をするにしても、樹木に負担をかけることは否めません。
そこで、樹木の伐採などの時には、樹木を大切に思う方の気持ちに区切りをつけることができるよう
なにか樹木に感謝の意を表すような会を企画することができないか、お願いしました。
また、豊島区で新しく公園を整備した際には、区民と一緒に若木を植えていました。
平和公園でも若木を区民と一緒に植えることで、若木を見守りながら、
みんなで新たな平和公園をつくるという希望を作れないかと、要望しました。
区役所での委員会のあと、平和公園裏にある私の事務所に寄りましたが、
その時に平和公園の図書館が予定されている場所に立ち、
報告にあった木々を見回し、樹木に触りながら語りかけました。
美しい花をたくさんつけている桜の木や、美しい新緑の萌える木々を見ながら
ごめんねと、謝りました。
最低限の本数の移植、そして確かな技術での移植で、しっかり命をつないで欲しいです。
平和公園は、私にとっても大事な大事な公園です。
この春は、とても感慨深い思いで平和公園の木々を見ています。