9月19日、安保法案が多くの国民の理解を得られないまま、国会で可決されました。
安倍総理は、国民に丁寧に説明をすると言いながら、臨時国会も開かず、
なんら説明もないまま今に至っています。
そんな中で、先日フランスではテロが起き、たくさんの罪のない市民の命が奪われました。
一方で、シリアには空爆が続き、たくさんの子どもたちも亡くなっています。
その他の都市でもテロが起き、世界中でたくさんの命が失われています。
武器に対して、さらに強い武器をもっての応戦では、いつになっても真の平和は実現できず、
そこには、さらなる怒りと悲しみと憎しみが生まれるばかりです。
イギリスの元首相ブレア氏も、ISの台頭はイラク戦争が関係していると認めたとの報道もあります。
今こそ、この70年間の「平和」のありがたさ、そして重みを思います。
と同時に、この平和を、この先も続けていかなければ、子どもたちに手渡さなければ、と、
思いを強く致します。
さて、
1) 青少年健全育成の活動で、青少年ファミリーデー行事として、
自衛隊横須賀基地の視察を予定している地区委員会があると伺いましたが、
それは事実でしょうか
また
2) 青少年健全育成と自衛隊の視察は、直接結びつかないと考えます。
青少年健全育成の事業には、年間200万円~400万円程度 各地域に予算が出ています。
そのような中で、この視察を実施する目的を伺います。お答えください。
3) 国際的意識を育てるために
2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、今まで以上に、世界中の国々から、
たくさんの人々が東京にやってきます。
肌の色、国、言語、習慣、障がいなど、さまざまな違いがありますが、分け隔てなく、
それを当たり前のこととしてお互いを認め合って接して、迎えることが大切です。
そのためには、小さい頃からの教育が大切だと考えます。
国際的な感覚、意識を培うことが大事です。
本区でも、カナダのバーリントン市、モンゴル、北京市石景山区、マレーシアのペナン州、
そしてイタリアのボローニャ市と、世界の国や都市との交流を勧めていますが、
国際的な感覚や意識を培うために、子どもたちには、どのような教育環境を整えていくのか、
お答えください。