危惧していたことが、起きてしまいました。
バングラデシュで、農業関係の活動をしていた現地邦人が
ISのバングラデシュ支部を名乗る複数の男に撃たれ、お亡くなりになりました。
集団的自衛権が出され、安保法案を国会で審議している最中も、
海外の最先端で活動しているNGOからはずっと、その危険性が指摘されていました。
それが、安保法案可決後、わずか半月で、
その指摘は現実のものとなり、初めての犠牲者がでてしまいました。
これから海外で、そしてこの日本の中で、いつテロが起きてもおかしくないことを、
私たちは改めて心しないといけません。
それだけの変化が起きているのです。
私たちの日常は、何も変わっていないように見えるかもしれません。
しかし、日本の外から見た日本は、既に大きく変わってしまっているのです。
あまりにも大きな代償です。
この責任を、安倍総理や大臣だち
そして、安保法案に賛成した国会議員、
自治体から安保法案反対と意見書を出してほしいと出した陳情に反対したり
または「継続」として、国会に出せなくした地方議員たちは
いったいどう責任をとるのでしょうか?
先日発表となった防衛装備庁のロゴマークは、
地球の周りを戦闘機、戦車、戦艦が取り囲むもの。
まさに、陸・海・空が総力をあげて武器輸出、
そして戦争推進を表している、大変不快なマークです。
これのどこが「平和」なのだろう?
アフガンではアメリカが国境なき医師団の病院を爆撃し、
医療関係者や患者が少なくとも16人亡くなり、多数の重症患者がでた。
誤爆だと通報してからも、30分以上爆撃が続いたという。
なんということだ!
謝罪して済む話ではない。
戦争法案の審議中、「後方支援」という言葉が何度も出た。
しかし、なんの罪もない 決して爆撃の対象となってはいけない病院でさえ、
こうして戦場となる。
日本は、「普通の国」に成り下がってしまった。
しかし、まだ憲法は何も変わっていない。
この平和憲法を守らねば!
8日はノーベル平和賞の発表がある。
どうか、平和憲法に世界からも力を!