20日、渋谷の伊藤塾で、泥憲和さんと井筒高雄さんの講演会がありました。
1か月前から楽しみにして、予約をしていました。
お二人とも、元自衛官です。
泥さんは、陸上自衛隊でホーク地対空ミサイル部隊、
井筒さんは24万人いる自衛隊の中で5000人しかいないと言われる
レンジャー隊に所属していました。
厳しい生の現場を体験した者にしか わからないお話を伺ってきました。
お二人のお話を聞いて共通して思うのは、戦争は綺麗事じゃない。
机の上の空論、ゲームじゃない。
人間の限界のところで、命のやり取りをする、それが戦争だということ。
亡くなってから美辞麗句で祭り上げられても、命は帰ってこない。
今まで以上に PTSDも増えるだろう。
自殺者も増えるだろう。
そんな自衛隊へのサポートを どうやって行くのか、
その自衛隊の家族を どうやって支えていくのか、
みんな 一人ひとり人間で、それが我が子であり、伴侶であり、
また親であり、友人だったりするのです。
改めて戦争は大きな罪であり
悲しみ、苦しみしか生まないことを思いました。
そして自分は安全な所でいて、
若い命を そんなところに簡単に送り出そうとしている安倍内閣に
改めて心の底から怒りが湧きました。 つづく