本日16日、一般質問をしました。(25分ほどでした。)
以下、質問の原稿を載せますので、どうぞご覧下さい。
市民クラブのトップバッターとして、通告に従い 一般質問を致します。
初めに先日の鬼怒川の決壊などの水害で被害にあわれました方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
① 今年は戦後70年、板橋区が平和都市宣言をしてから30年という節目の年です。
8月30日には、雨の中、国会前に12万人、述べ35万人の人々が集まり平和を求めました。
大学生だけでなく、高校生有志たちも「民衆の歌が聞こえるか」を合唱するなど、
若者が平和を求めて声をあげています。
当日は全国460ヶ所以上で集会が持たれたとも言われています。
この板橋でも、9月6日オール板橋行動として、雨の中、平和公園に1500人が集まり、
安保法案の廃案を求め、声を上げながら区内を歩きました。
14日の夜には、平日、それも月曜日の夜にもかかわらず、国会前に4万5000人が集まり、
国会前の10車線は平和を求める人たちで埋め尽くされ、海外にも いち早く配信されました。
また、昨日、今日と公聴会が開かれ、大学生であり、SEALDsの奥田愛基氏の
的確で誠実な意見に、胸を打たれた方も多かったことと思います。
元最高裁判事の濱田邦夫弁護士は、この法案ははっきりと「違憲である」と答えていました。
日に日に平和を求める声、安保法案反対の声は大きくなるばかりです。
8月9日、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参加させていただきました。
田上長崎市長は平和宣言で、政府に抑止力に頼らない平和への努力、
安保法案の慎重審議を求めました。
会場からは惜しみない拍手が送られ、
その後、被爆者代表 谷口稜嘩(すみてる)さんの平和への誓いでは、
肺活量が他人の半分しかないという中、ときどきかすれる声で、
言葉では表しきれない悲惨な戦争体験が語られました。
そして安保法案は平和を願う多くの人々が積み上げてきた核兵器廃絶運動、
思いを根底から覆そうとするもので、許すことはできないと、まさに命のスピーチをなさいました。
その長崎の誓の火と、広島の平和の灯(ともしび)とを合わせたものが、
平和公園に「平和の灯(ひ)」として灯されています。
しかし、今年の夏、この「平和の灯」は故障して消えたままでした。
今年が戦後70年、平和都市宣言から30年という節目の年であることを考えれば、
点検など、もっときめ細やかにできなかったのかと、残念でなりません。
今年は、例年以上に特別な思いを持って平和公園を訪れた人も多いのではないでしょうか?
今後の対策を望みます。
常に点検をし、大きなイベントだけでなく、日常の中から常に平和を思うことが大事なのであって、
職員の方々にも日常の中での平和への意識を強く持って欲しいと願います。
節目のこの年、区長は職員に対して、なにか働きかけなどはあったのでしょうか?
お答え願います。
② これから中央図書館を建てるにあたり、建築する場所の如何にかかわらず、
戦争の資料を蒐集し、平和を祈念する常設の資料コーナー、展示コーナーを