2024-09-24 一般質問(調査中)5,学校校舎における温度調査について

9月24日、一般質問を致しました。全5項目です。

1,学校以外の場で学ぶ子のための支援と教育の中立性について
2,マイナ保険証について
3,災害と持続可能な事業運営について
4,小学生の朝の居場所について
5,学校校舎における温度調査について

項目ごとにご報告を致します。
なお、掲載している議事録はまだ調整中のものです。
決定稿ではございませんので、現段階ではご参考に留めますよう、ご了承ください。
以下

5、学校校舎における温度調査について
 酷暑の中での教育現場における子どもたちを取り巻く環境も注目されています。板橋区の学校はエアコンが完備されていますが、上の階に行くほど気温は高くなります。教室の温度は学校保健安全法などに基づく学校環境衛生基準において、18度から28度が望ましく、各年2回、各階つ以上の教室などの1か所以上の机上の高さにおいて、検査を行うと定められています。
漢人あきこ都議会議員が議会局を通して行った、東京都内の区市町村立小中学校と都立学校の昨年度の教室の温度測定の実態調査の結果、2023年夏期に最上階で温度検査を実施した小中学校は32%でした。

1)板橋区では、小学校、中学校それぞれ何校が最上階で温度検査を実施して、校舎内の環境の実態を数字で把握しているのでしょうか。
2)また、2023年度の測定結果を受けて、それぞれの学校でどのような対応をしているのか、教育委員会は把握をしていらっしゃるのでしょうか。
3)また、7月10日、都の教育長に漢人都議が申入書を提出し、受け止めて検討する旨のコメントがあったとのことですが、東京都から、この件について何か連絡などはあったのでしょうか。
板橋区としても実態を把握し、教育環境の担保を図り、また、学校校舎の早急な断熱化に生かしてほしいと思います。教育委員会の見解を求めます。

以上で私の一般質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手する人あり)

 

〔教育長(長沼 豊)登壇〕

○教育長(長沼 豊)  それでは、五十嵐やす子議員からの第5項目めのご質問に対してお答えをいたします。学校校舎における温度調査についてのご質問になります。
まず、学校校舎内の温度の実態調査についてです。
学校校舎内の温度調査は、学校保健安全法などに基づき毎年、定期的に実施しています令和5年度の夏の調査において、最上階で温度調査を実施した学校数は小学校で51校中20校、中学校で22校中9校でした。
次に、学校校舎内の温度の調査結果についてです。学校校舎内の温度調査については、教育委員会が委託により実施しており、令和5年度の温度調査の結果において対応が必要となる学校はありませんでした。調査結果は、委託先より報告書の提出を受け、各学校に対しては調査結果を通知し適切に情報共有を図っております。
次に、温度測定に関する実態調査の申入れについてです。都議会議員が都教育庁に対して行った校舎の最上階における測定の徹底などの申入れに関しては、特段都から情報提供は受けておりません。
次に、学校校舎内の実態把握を踏まえた教育環境の整備についてです。令和6年度については、既に小・中学校ともに全校で夏の調査を終えており、最上階を調査した学校数は令和5年度を上回っております。令和7年度については、可能な限り最上階での調査が実施できるよう課題を整理してまいります。
調査結果については、参考データとして、学校校舎の断熱化の取組に可能な範囲内で活用するよう努めてまいります。
五十嵐やす子議員からの質問に関する答弁は以上となります。

  

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