12月25・26日、東京都新宿区立大久保公園を会場に
「女性による女性のための相談会」が開催。
今回で3回目。
より安全で相談者が安心して相談できるよう話し合いを重ねての開催でした。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、
女性が抱えていた問題が顕在化し深まっています。
例えば、2008年末リーマンショック後の年越し派遣村では
505人の相談者のうち女性はわずか5人。
それに対して、前回の年末年始に行われた
「年越し支援・コロナ被害相談村」の参加者344人のうち約2割が女性でした。
女性の生活困窮が明らかに急増しています。女性の自殺も増えています。
コロナ被害相談村に訪れた女性からは
「セーター1枚を欲しかったが、男性の支援員には言い出せなかった」など、
女性ならではのニーズが寄せられたそうです。
そこで、女性有志が集まり女性に特化した相談会を開催することとなりました。
今回は約100人ほどの女性が様々な形で関わりました。
東京都などの後援を頂くと共に、
新宿や池袋の夜間保育園やコンビニ、バスタ新宿、ホテルなどにチラシを置き、
夜回りも行い当日を迎えました。
今回両日で169人の参加があり、
20代から80代と幅広い年齢、毎回参加している方もいました。
2日目は福島みずほ党首も午前中参加し、弁護士の立場で相談も受けました。
全体的に、非正規雇用、シングルマザー、情報が届いていない、孤独、など
複合的な問題を抱えている女性が多いことを改めて認識しました。
1月8日・9日には同じ大久保公園にて再度女性相談会を開催します。
※画像は「女性による女性のための相談会実行委員会」より