区が本日21日から開始したエッセンシャルワーカーへの新型コロナワクチン接種の中に
清掃職員が入っていなかった件について、
区長にはお会いして直接要望書をお渡しできなかったので、
こちらに掲載したいと思います。
お目にかかって直接説明をと思っておりましたので、下記のような簡潔な内容としています。
たった一人でも、区民の代表としての議員からの要望ですので、
真摯に耳を傾けて頂けたらと願います。
(HPに別に項目を立てて、詳しく載せていますのでご参考にしてください。)
https://igarashiyasuko.jp/2021/06/21/13205/
以下
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板橋区長 坂本 健 様
要望書
日々の新型コロナ感染症への対応、ありがとうございます。
梅雨入りをし、湿度が高く気温が高い日が増えてきました。
新型コロナウイルス感染症がまだまだ広がる中、様々な問題が残されています。
本日21日で緊急事態宣言は解除されました。年末年始に比べれば東京都が発表している感染者数は減少しています。しかし昨年の6月20日の東京都発表の感染者数は39人、それに対し昨日の発表は376人、約10倍近い感染者数となっています。
その中で、清掃職員のみなさんには、日々区内の公衆衛生を確保するためにご尽力いただき、感謝しています。梅雨時で体力も奪われやすく、また自宅待機の患者がどこにいるかわからない中、まさに現場で危険と隣り合わせの仕事への取り組みがあるからこそ、板橋区の公衆衛生も守られていることと思っています。
それらの感謝を込めつつ、以下、要望を致します。
1、清掃の職場の職員の方たちの新型コロナワクチン接種を他のエッセンシャルワーカーの方と同じように進めてください。
21日より、区内のエッセンシャルワーカーへの新型コロナワクチンの接種が開始されました。しかし、その中に清掃の職員は入っていません。自宅待機、また無症状の方もごみを出しており、その回収をしているのが清掃職員です。まさに現場におり、感染リスクもあります。もし、清掃職員の中で感染者が発生した場合、車に一緒に乗車するなど感染が広がりやすい環境があり、クラスターも起きやすいと危惧されます。また、感染者が出た場合、濃厚接触者も待機となったりなど、現場に出ることができる職員は限られ、ごみの回収に大きな影響が出てしまうことになります。もし、回収が止まってしまったら、たいへんなことになります。加えてこの梅雨、そして夏に向かう季節です。職員の体力も低下しやすく、感染しやすい状態にもなります。かつ、区内の公衆衛生に対して甚大な影響がでることが危惧されます。
社会民主党
五十嵐 やす子