4、板橋区民とともに
9月に板橋ナンバープレートの図柄を選ぶ投票が行われ、その結果が発表されました。
このナンバープレートは、板橋区民がこれから使っていくものであり、
板橋区の象徴の1つとなります。
それがどのようなデザインになるのか、どのように決めるのか、
区民の皆さんも関心を持っていました。
そこで伺います。
①ナンバープレートのデザイン料は100万円と聞いています。
三戸岡鋭治(えいじ)氏のデザインにしては破格の金額だという人もいれば、
どうしてプロにこだわるのか、という声も聞きます。
区民のデザインを公募し、それを専門家にデザインとして仕上げて頂くなど、
他にも方法があったのではとの声もあります。
区民の公募ではなく、三戸岡氏のデザインに決めた理由と、
どのような人が決めたのか。お答え願います。
②板橋区のナンバープレートは、選考委員会が決めた3つのデザインに、
区民が投票する形で最後は決めています。
しかし、その3つのデザインに対しても、いまひとつ納得できていない旨の
ご意見を耳にします。
「デザインには正解がないので、万人の賛同を得ることは難しい。
そこに、急に正解が出現したような印象をうけ、思いが伝わらなかったので
は」 というご意見も頂きました。
「伝えたからいい」 のではなく「伝わったのか」に、
もっとこだわることが大事です。
この点に関しては、どのようにお考えでしょうか。
③「汎用性」があるデザインと決めるには、他に使う目的が明確にないと
おかしい、という指摘もあります。
いつ、どのように使うのかわからないままに、汎用性を意識したことで、
区民が期待していた魅力を失ってしまったのでは、というご意見もあります。
ナンバープレートのデザインに汎用性を求めることは、必要だったのでしょうか。
何故、「汎用性」があるデザインに決めたのか、その理由をお答えください。
④現在、ナンバープレートのデザインは、
ほかにどのようなものに使うことが決まっているのでしょうか。
⑤今後は、決定したデザインを周知し、また区民に親しく感じてもらい、
利用して頂くための工夫が必要になると思います。
思いを伝える作業、そしてデザインの決定から一歩踏み出した区民との協働が
必要だと思います。
例えば、このデザインを使った板橋区のオリジナルグッズのアイデアを、
区民のみなさんより募集するなど、できないでしょうか。
区民の皆さんのアイディアが、区の「引き出し」にたまっていきます。
その引き出しから、目的や価格などで順次 商品化していくこともできると
思います。
板橋オリジナルとして、庁舎内などで活用する可能性も広がると思いますが、
いかがでしょうか。
今後の魅力発信に期待しつつ質問といたします。