公立高校の編入学があるのは、東京都と大阪府のみ。
不登校となったときの道が途切れやすくなってしまいます。
また、中学校の先生は、
ストレートでの入試に関しての情報は持っていても、
編入学などの情報は あまり詳しくない先生もいます。
高校入試に失敗して、通信制の学校に入っても、
学ぶ内容は通学しての学びと同じなので、
独学で理解してレポートを出して、というのは、
とてもハードルが高く、そのために中退をする生徒も多いようです。
中退する前に、レポート提出をサポートするなど、
中退を未然に防ぐ施策も必要です。
そして、それはその生徒が住む地域に必要となります。
中退をしても、また学び直したいと思ったら学び直せる、
そして様々な方法を選択できる施策とサポートが必要だと思います。
1度道の途中で休んだり、道から反れるとやり直しができない社会でなく、
やり直しがいつでも普通にできる社会にすることが
とても大事だと思います。
私は板橋区議会の中でこの問題を取り上げ、
編入学の制度や受験について
少なくとも中学の進路指導の先生にきちんと把握していただくために、
そのまとめてある冊子を各中学校に配布するように求めました。
(生保のお子さんにのみ配布され、教育委員会では把握していなかった)
また、まなぶーすで開催されていた
無料学習支援をさらに広げることを求めました。
加えて 現在は区内5ヶ所に広げて設置されている無料学習塾で、
通信制の生徒さんのレポート提出のサポートを
することの必要性も申し上げ、取り組んで頂いています。