5月18日夜の 「いたばしアカデミー」(@教育支援センター)は
木村泰子さんが講師。
そう、あの大阪の「みんなの学校」大空小学校の元校長先生です。
映画を見て感銘を受けていましたので、とても楽しみにしていましたが、
最初から最後まで身を乗り出して聞きたくなるような、素晴らしい講演でした。
人間、とかく自分を飾ろうとはしても、
なかなか自分の非をみとめる事ができない中、
子どもや保護者、先生方の前で非を認めて
「やり直そう」と言える勇気とパワーは、並大抵のことではないと思います。
「どんな子どもの学ぶ権利も保障する」、
外からみて「いいね」といわれる学校ではなく、
「幸せになるために学校にくる」そんな学校。
未成熟な生きものが学びあうのが学校、
苛めにするか、活かすか、どちらにするかも学校。
「すべての子どもの学習権を保障する」
体当たり、そしてお互いを認めあい協力できるチーム、
校長の責任を全うする木村元校長、
そして、学校を子どもが安心できる場所にしていく。
「学校は誰が作る?」
「すべての子どもが作る」
その手段は臨機応変、というお話。
本当に大切なものは、偏差値じゃないんですよね。
学校に文句を言って、先生に委ねるのではなく、
保護者も自分が作る。
「みんなの学校は、自分の学校」
一つひとつの言葉が、きらきら光り、勇気をくれる…
そんな木村元校長のお話でした。
ありがとうございました!