一般質問4、中央図書館について~2018年第一回定例会

4、中央図書館について  

 

昨年12月20日、「魅力ある中央図書館の建設に向けた区民との意見交換会」に、私も参加いたしました。

1部は講演と説明で、2部は参加者がグループに分かれての意見交換会でした。

参加した区民の方々が、それぞれの思いを語り、とても前向きに「良い図書館を作りたい」 と思って参加していることを感じました。
与えられるのではなく、区民で作り上げる、区民が必要とする図書館、そして、区民が育て上げ、かかわり続ける図書館へと成長しているように感じました。

 

さて、昨年7月6日、「ゆいの森あらかわ」へ、会派で視察に訪れました。
オープンしたばかりで、真新しく気持ちの良い館内と、そのコンセプトや工夫などに、とても刺激を受けましたが、その中でも注目をしたのが、「ビジネス支援コーナー」です。

ビジネス関連パスファインダー(調べ方案内)や、データベース等を活用し、専門書がずらりと開架してあり、就労・企業などを支援するコーナーとなっていました。
毎週火曜日と木曜日の午後には、定期的に税務相談コンシェルジュもきて、その場で相談を受けているそうです。

 

板橋区は、「産業のまち板橋」として、力を入れています。
舟渡には企業活性化センターがあり、また産業振興課でも相談を受けています。

しかし、中央図書館という板橋区内で一番知識や情報が集積する場所に、
「ゆいの森あらかわ」のような専門書を集めたコーナーを作ることは、
板橋の産業を応援する新たな切り口になります。
また、人材を育成する場となります。
起業を目指す幅広い年代の方や、頑張る区内企業や産業の進展への支援ともなります。
産業についての配架についてコーナーを設けるなど、是非多くの方が注目するスペースを設置して欲しいと考えます。 ご見解をお願いいたします。

また、専門コーナーを設置することで、現在ある企業活性化センターのPRも兼ね、イベント的に相談員を置くなど、より効果的な図書館からの情報発信の可能性があることも意見として申し添え、この項目を終わりたいと思います。

 

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