今年の4月からいよいよ道徳が教科化されます。
教科化されるということは、
何を意味するか? よくよく考える必要があります。
そして、文科省が求めたのは、この国への「愛着」
元文科大臣を輩出している板橋区では、早速、自治体の方向性にも影響が出ています。
この第一回定例会で、板橋区が定めようとしている
「教育ビジョン」(2025年まで10年間のもの)には
子どもの自己肯定感と並んで、
「板橋への郷土愛」が盛り込まれています。
まさに、国への「愛着」の地域版です。
そして、このビジョンは区長が発表した「板橋区教育大綱」の実現に向けて、
教育が中心的に担う人づくりの方向性を明らかにするものとしています。
教育への政治介入は許さなかったはずなのに、これはおかしいのではないでしょうか。
郷土愛は押し付けるものではなく
日々の安心できる生活の中で感じる小さな幸せ、嬉しいことの積み重ねで
自然に感じて、育つものです。
頭で理解して、知識だけで育つものではありません。
押しつけなければ郷土愛が育たないような
そんな自治体、国なんて、落第です。
昨日13日から26日まで、
この教育ビジョンに対して板橋区ではパブリックコメントを募集しています。
これから10年間の板橋の教育の基本となるものです。
ビジョンの下にプランが置かれ、予算が付いていきます。
子どもたちの教育は、将来の平和につながっています。
是非、関心を持っていただき、
ひと言でも、ご意見をお寄せいただけたらと思います。