SEALDs 平和への若者たちの力と思い

この国会議事堂の周りで、今日は何人の人たちが声をあげていたのだろうか。

脱原発のデモに少し参加したあと、国会議事堂をはさんで逆の位置で行われている

SEALDs の集会に参加した。

 

SEALDsの集会は、本当に新鮮だった。

若者が自分の言葉で話していた。

コールもとてもリズミカル。

英語と日本語を織り交ぜ、若々しく おしゃれな感じ。

 「I say 憲法  YOU say 守れ!」

 「憲法」 「守れ!」    「憲法」 「守れ!」

 

 「民主主義ってなんだ!?」  「なんだ!」

 

普通の若者が

「自分の未来が不安だ、戦争はいやだ」

と話すことを、普通のことにしたい。

 

金曜の夜にデートをキャンセルして、わざわざ電車代をかけて若者が集まるのは

戦争したくないから。

平和な日本でいたいから。

この声を無視するなんて、絶対おかしい!

 

今日の午後は、参議院議員会館で「脱原発をめざす女たちの会」主催で

鎌仲ひとみ監督の「小さき声のカノン」を観た。

福島に住む人たちが、自分の思いを口に出せなくなっている。

放射能が不安だと、その思いを表現することができない環境が

国や自治体によって作り出されている。

分断が生み出されている。

 

平和について、戦争についても同じことがあってはならない。

みんな同じ構造。

私たちは気をつけなければ…!

 

学生さんや、社会人でもまだ若い方たち中心に集会をまとめているが、

細かに声かけして列を誘導したり、最後は、今日の集会の反省もちゃんとしていた。

すごいよ!

 

素直な 礼儀正しい集会は、初々しく、その分、若者自らひとりひとりの思いで

動いていることが感じられた。

自分たちでパンフレットやリーフレットを作り、配布していた。

 

スピーカーには礼を尽くして お話を聞く。

学者の会、東大名誉教授の憲法のお話が始まると、少々長いスピーチながら

若者も大人も、誰ひとりおしゃべりもせず、聞き耳をたててしーんと静まりかえる。

集会をしているのに、教授の声だけが流れる。

警察の方たちも聞いてます。

国会議事堂前の 風で雲の流れが早い星のない夜空の下で、

まるで憲法の講義を受けているよう。

 

国会議事堂の中で、目の前の質問者に自らヤジを飛ばしたり、

爆睡している議員たちとは対照的な若者たち。

 

日本国憲法を守るという服務宣誓をしている警察官なのだから、

「憲法 守れ!」

と声をあげる若者を 守ってあげるのが筋。

 

今日、若者も言っていた。

夜明け前が一番暗い」 と。

この若者たちは、日本の光。

この光がますます大きく輝くように 私は守り応援したいと思った。

 

闇は光に勝たなかった。

 

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