4、自転車の新ルールについて
6月1日から自転車の新ルールがはじまりました。
ほかの議員の方も質問をしておりますので、細かい説明はいたしませんが、
14歳から罰則が課せられます。
① そもそも、自転車のルールや標識など、よくわからないという声を聞きます。
6歳未満のお子さんをおんぶ紐でおんぶしながら自転車に乗るのは〇(マル)、
抱っこ紐では✖(ダメ)というルールを、テレビで取り上げていました。
下駄やビーチサンダルもダメ、ハンドルに袋をかけるのもダメ。
しかし、これらは、よく見かける光景でもあります。
環境問題、交通問題の視点からも、
「自転車を生かしたまちづくり」を推奨している板橋区です。
何らかの対応が必要だと考えます。
例えば、広報いたばしを利用して、わかりやすくルールを周知するなど、
様々な形での取り組みができると思いますが、
現在、周知について、どのようになっているのか、お答えください。
② 周知のためのイベント
罰則規定が14歳からということで、
今まで以上に、子どもの頃からルールをしっかりと学ぶ場が必要であると考えます。
小学校では個別に交通安全ルール教室を行ってはいるものの、
52校中20校と、まだ半分にも足りていません。
また、幼稚園、保育園の送り迎えで、保護者の自転車に一緒に乗っている頃から、
子どもは大人の姿を見てルールを学んでいます。
子どもだけでなく、学校や公園などでの親子参加型も含め、周知のためのイベントを広く行うこと、
また、その際には自転車のチェック、特にブレーキのチェックをして欲しいと考えますが、
いかがでしょうか?
③ 自転車の走りやすい走行空間の整備
車道を自転車で走る時に、いつも怖いと思うのが、道路の両はしにある排水溝とアスファルトの境です。
自転車で走ると、ちょうどその境目付近を タイヤが通ることになります。
タイヤをとられ、倒れたところに車が来たら、大きな事故になります。
まさに、命懸けです。
そうなると危険を避けようと、自転車は歩道を走るようになります。
改善を求めますが、いかがでしょうか。
④ 損害賠償保険の周知について
自転車が加害者となる大きな事故も起きています。
子どもが乗った自転車でも、相手の命を奪ってしまうこともあります。
また、自分が大きなケガをしてしまうこともあります。
自転車も車両です。 賠償保険の周知が必要ではないでしょうか。
保険に入ったときに、月100円程で家族全員が対象になったり、
また、整備した自転車の車体そのものに保険がつき、その自転車に乗る人全てが対象となる
「TSマークつき保険」もあります。
街頭啓発活動なども行っているとのことですが、「広報いたばし」やフェイスブックなどを活用し、
自分が 加害者にも被害者にもなり得ることを、もっと広く心に留めていただき、
賠償保険の周知を進めることが大切ではないでしょうか?
お答え願います。